2017年10月11日(水)付

大町で18人ホームステイ タイ中高生が文化交流

 タイで日本語を学ぼうとする中高生18人が10日まで、大町市八坂に滞在した。山村留学センターでの農業体験やホームステイ、学校での交流などを通して日本の暮らしと文化に親しんだ。
 7日は八坂切久保地区の「いこいの館」で、いろりを使っての灰焼きおやきづくりを体験。山村留学生や地域の農家と一緒に具の野沢菜を皮に包み、好みで七味などを混ぜておやきを作った。タイは米粉文化でおやきは珍しいようで、子どもたちは「おいしい」と舌鼓を打っていた。
八方尾根の景観守れ! 自然研究路で植生回復作業

 白馬村の八方尾根自然研究路で10日、植生回復ボランティア作業が実施された。地元「八方尾根自然環境保全協議会」(中村実彦会長)の呼び掛けで、登山道周辺の裸地化した箇所に植生保護マットを敷設し、在来種を播種、植生を促す事業。会員や行政関係者など50人余りが参加して、貴重な高山植物が自生する八方尾根の保護・保全を願いながら作業に汗を流した。
ペダルこいで交流深め 白馬 初企画 サイクリング婚活

 白馬村商工会青年部は7日と8日、初企画の婚活イベント「白馬コンサイクリングDeai・Wa・Hakuba」を開いた。県内外から多数の参加があり、自転車愛好家という共通の趣味で、白馬の美しい自然を楽しみながら交流を深めた。
林業体験で里山を学ぶ 武蔵野の中学生が滞在

 東京都武蔵野市の市立第一中学校(若槻善隆校長)の1年生84人がこのほど、農山村に滞在し農林業などを体験する「セカンドスクール」で白馬村と小谷村を訪れた。
 小谷村では中土地区の里山で、村内の森林インストラクター7人から指導を受けながら、全生徒が下草刈りなどの作業を体験した。過疎高齢化による里山の手入れ不足を、生徒の力で整備し、景観保全につなげる支援として行われている、恒例のプログラム。セカンドスクールが開始された時から行われており、「武蔵野一中の森」として先輩から後輩へ引き継がれている。
色鮮やか「未来の世界」咲く 池田小 花壇コンクールで優秀賞

 池田町の池田小学校(工藤忠好校長)は、小中学校を対象にしたフラワーブラボーコンクール(FBC・学校花壇コンクール)秋花壇の部で、県教育委員会賞(優秀賞)を受賞した。4年生44人が主体となって精力的に育てた花々が、色鮮やかに咲き誇っている。
節目の収穫祭にぎわう 「寄って停まつかわ」20周年
地元産品露店・ステージ・体験人気


 松川村の道の駅安曇野松川で8日と9日、「寄って停まつかわ20周年大感謝祭・収穫祭」が開かれた。20周年の節目を祝い、毎年行う収穫祭の規模を拡大して開催。天候に恵まれた会場には、親子連れなど大勢の来場者が訪れた。
 例年は会場に使わない駐車場の一部に、ステージや露店を設け、信濃国松川響岳太鼓の太鼓演奏、松本蟻ケ崎高校の書道パフォーマンスや獅子舞が観客を沸かせていた。露店では地元産のリンゴや菓子、ジュース、五平餅などを販売。ワークショップや物販コーナーも含めると約40ものブースが並んだ。
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