2017年10月21日(土)付

地域医療支え続け70年 池田のあづみ病院 大町で式典

 池田町のJA長野厚生連・北アルプス医療センターあづみ病院は20日、創立70周年記念式典を大町市のくろよんロイヤルホテルで開いた。病院職員や歴代院長、地元や周辺市町村の関係者ら92人が出席し、地域医療を支え続けた基幹病院の節目を祝った。
 式典ではフリーアナウンサーの福澤朗さんを招き、「心をのせたコミュニケーションが人生を豊かにする」と題した記念講演会を開催した。心がこもった医療を病院利用者に届けようと、話し方や聞き方のこつをプロから学んだ。
「ふるさと納税」可能性探る 白馬で中部サミット 震災復興活用に注目

 白馬村で20日から21日まで、「ふるさと納税中部サミット」が開かれている。初日は八方尾根うさぎ平テラスで、災害時における情報発信と寄付金の活用をテーマに、自治体関係者らが情報を交わした。
 サミットは全国7カ所で開く6カ所目。ふるさと納税の充当使途として災害支援に初めて活用したのが、平成26年の神城断層地震で被災した白馬村。その後に他の自治体でも活用される先がけの事例となったことから、会場に選ばれた。県内外14市町村の担当や関連事業者らが参加した。
農作業通じ広がる交流 小谷 親子でサツマイモの収穫

 小谷村土谷地区の、未就園児親子による自主子育てサークル「ひなたっ子の会」は18日、共同畑で育てたサツマイモの収穫を行った。子どもたちに農業にふれる機会を増やしたいと取り組む活動の一環。ことしは子育て世代の交流の輪を広げようと、地域外の子どもたちにも広く参加を呼び掛け、例年より多い11組の親子連れなどが参加し、農作業を通じて親ぼくを深めた。
子どもの目線で防犯啓発 大町署 小中学生ポスター展に47点

 大町市の大町警察署ロビーで、本年度防犯ポスターコンクール署内優秀作品展が行われている。県コンクール入賞作品も含め、同署管内の小中学生による防犯を呼び掛けるポスター47点が並び、署を訪れる人に防犯意識の高揚を図っている。
 同署と大北防犯協会連合会が主催するコンクールには、ことし、大北地域の小学4年から中学3年までの児童、生徒227人が出品した。
季節の布絵にぬくもり 池田で31日まで 坂井さん作品展

 池田町堀之内の「カフェ風のいろ」は31日まで、布絵作家・坂井真智子さんの布絵展「季節の布絵いろいろ」を開いている。さまざまな古布を巧みに組み合わて創作したぬくもりのある作品展。
 桜や紅葉で彩られた山の風景をイメージした立体感のある作品や、窓から見える四季折々の風景をシリーズ化した「小窓から」など、思い出のある作品から近作まで約50点を展示する。
恒久平和の誓い新たに 大町で県戦没者追悼式

 平成29年度県戦没者追悼式(県主催)が20日、大町市文化会館で行われた。県内各地の遺族会代表者や市町村関係者ら約1000人が参列し、太平洋戦争で命を落とした県内5万5000人余の御霊を慰め、恒久平和への誓いを新たにした。
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