2017年10月25日(水)付

北ア雪化粧迫る冬の足音

 台風の影響で雲に覆われていた北アルプスが24日朝、数日ぶりに姿を現し、雪化粧を披露した。大北地域を象徴する景色の広がりが、間近に迫る冬を感じさせた。連日、朝晩の冷え込みが厳しくなり、24日の最低気温は大町市が4・6度、白馬が4・2度。北アの雪化粧に大町市内30代女性は「(山を見て)寒いわけですね、そろそろ冬への準備を急がないと」と話していた。
JA 秋の感謝祭にぎわう 「米粉うどん」もお披露目

 白馬村のAコープ白馬店を会場に20日と21日、「JA大北・北部地区秋の感謝祭」が開かれた。ことしの豊作と、店舗の日ごろの利用に感謝を込めて、地域住民や買い物客との交流を深めようと毎年実施。収穫したての農産物や加工品、生活用品、工機など多数の販売ブースが並び、多数の来場者でにぎわった。
池田 県下弓道大会に300人 集中 研ぎ澄まし一矢

 第54回池田町弓道場開設記念県下弓道大会(町体育協会主催、町弓道会主管)が22日、町総合体育館に隣接する弓道場で開かれた。県内の高校生から一般まで300人を超える参加があり、28b先にある的めがけ、集中力研ぎ澄ませた一矢を放っていた。
特色あるステージ披露 池田小で校内音楽会

 池田町の池田小学校(工藤忠好校長・児童217人)はこのほど、校内音楽会を開いた。保護者や地域の人たちを前に、練習の成果を発揮し、学年ごとに特色のあるステージを披露した。
 各学年が学年目標と絡めたり、感謝の気持ちや「全校みんなが仲よく笑顔で」などの願いを込めた合唱や合奏を発表した。合唱団は、ふるさと池田町への思いを歌に乗せた。
大カエデ紅葉最盛期 池田 大峰高原 見頃11月初旬まで

 池田町大峰高原の名勝「七色大カエデ」の紅葉が、最盛期を迎えている。高さ約12bの巨木が鮮やかな赤色に染まり、アマチュアカメラマンや行楽客でにぎわっている。町観光協会によると、11月初旬ころまで、見頃が続きそうだ。
 大カエデは樹齢250年を超える古木で、赤やオレンジ、緑など「七色」のグラデーションを描く紅葉が人気の池田を代表する観光名所だ。
好天北ア雪まとう 白馬三山 三段紅葉映える

 雨天続きから久々の好天に恵まれた24日、白馬村では北アルプスが白い雪をまとい、里の緑、中腹の紅葉と並んでグラデーションを見せる「三段紅葉」が秋空に映えた。
 三段紅葉の名所として知られる白馬大橋では、観光客やカメラマンが訪れ、紅葉の向こうにたたずむ雪をまとった白馬三山の姿にカメラやスマートフォンのレンズを向けて撮影したり、絵筆でスケッチする姿が見られた。
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