2017年11月29日(水)付

さのさか新体制で営業継続 12月16日オープン 家族連れ スキー初心者にPR

 今シーズンのオープンが心配されていた白馬村の白馬さのさかスキー場は、新体制での営業に向けて準備を進めている。これまでのコア層中心だった客層を、景観やコースを生かしたファミリーや初心者に広げ、新たな形で再生を目指す。営業継続が決定してから約2カ月の短い期間の中でも、12月16日の開業予定日に向けて急ピッチで作業が行われている。
 今季は3本のリフトを運行。4つのゲレンデと11のコースを備え、ゲレンデの8割を占めるなだらかな初中級コースや青木湖を望む絶景、村内で長野、松本方面から最も近いというアクセスの良さを売りに、家族連れや初心者にアピールする。
キハダで作るペン立てと楽器 「Team 木であそぼうよ」講師に 小谷小 親子で木工教室

 小谷村の小谷小学校でこのほど、村内産のキハダなどを使った親子木工教室が開かれた。大北地域の有志でつくる「Team木であそぼうよ」のメンバーを講師に、3年生19人と保護者らが、ペン立てとアフリカの民族楽器カリンバ作りに取り組み、身近なふるさとの木に親しんだ。
年齢別子どもにお薦め本 松川村 図書館 読書スタンプラリーで紹介

 松川村図書館は子どもを対象にした「読書スタンプラリー」を実施中。学校の図書館と連携し、お薦めの本や教科書に掲載されている本などを年齢別に合わせて紹介する。
 幼児から小学校1・2年生までは20冊、3・4年生から高校生までは12冊をそれぞれ用意。貸出数に合わせてスタンプを押し、全部貯まるとプレゼントがもらえる。
「正月」ちなんだ作品多彩 大町の麻倉12月17日まで

 大町市堀六日町の「麻倉」で12月17日まで、第2回「正月展」が開かれている。正月にちなんだ大小さまざまな作品が展示され、早くも年末年始の訪れを知らせている。
 会場に入ると来年の干支にちなんだ大きな犬の置き物や、七福神の顔はめパネルが来場者を迎える。絵画や立体作品の数々が並んだ奥には、鏡餅の形をしたハウスがそびえる。中にはこたつも用意され、くつろぎながら正月遊びや会話を楽しめる。
新そば囲み三世代交流 大町の「おおはら21ファーム」

 大町市大原町の住民でつくる「おおはら21ファーム」は26日、恒例の「三世代交流おおはらそば祭り」を大原町公民館で開いた。子どもからお年寄りまで地区住民約120人が来場し、地元産の新そばを囲みながら、親睦を深めた。
 来場者は地区の名人たちがそばを打つ姿を見ながら、「ひきたて、打ちたて、ゆでたて」のそばに舌鼓。そば粉で作った薄焼きやかりんとう、漬物などの料理もテーブルに並び、「おいしい」と顔をほころばせていた。地元農産物などが当たる抽選会も開かれ、会場を盛り上げた。
プロの芸に会場沸く 年忘れ・まつかわ寄席

 松川村などの落語愛好家でつくる「まつかわ落語会風まんだら」はこのほど、恒例の「年忘れ・まつかわ寄席」をすずの音ホールで開いた。会場を埋め尽くす200人以上がプロの芸を堪能し、笑いで活気づいた。
 会の発足当初から師匠を務める古今亭菊生、大町市出身の柳家圭花、東京都出身の漫才コンビ「笑組」らが出演。はかま姿とスーツ姿というユニークな組み合わせで登場した笑組は、絶妙な掛け合いやかっぽれ踊りを披露し、爆発的な笑いを誘った。古今亭菊生は、臨場感あふれるテンポのいい古典落語で、終始会場を沸かせた。
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