2017年12月9日(土)付

居谷里ため池 耐震不足 大町市 改修やハザードマップ整備

 大町市の農業用ため池、居谷里1号・2号池で耐震性が不足していることが明らかになった。市は、8日の市議会12月定例会一般質問で、31年度から県事業として耐震化を含む改修に取り組む計画を示した。市内25カ所のため池の現状も示す中、地震による危険度が高い5つの池も挙げ、耐震点検や対応工事を進めるとともにハザードマップを整備する考えも示した。
彩り豊かほうとう味わう 白馬子育て支援ルーム「お昼会」

 白馬村の子育て支援ルームはこのほど、食育活動の一環として「お昼会」を実施した。温かい汁物の「ほうとう風うどん」を提供。友だちと食べる楽しさを通じ、バランスの取れた食生活に理解を深めた。
 ほうとう風うどんは、山梨の郷土料理をベースに、子どもたちにも食べやすくとろみをつけて仕上げた。野菜は加熱することで甘みが出て、栄養もたっぷり。食欲をそそる彩りに誘われて、少し野菜が苦手という子どももきれいに完食していた。
異国で交流台湾訪問 小谷中2年生が報告会

 小谷村の海外交流研修事業で台湾を訪問した小谷中学校2年生は8日、交流報告会を同校体育館で開いた。2年目となる訪問交流で、異国の文化に触れ同世代の生徒たちと触れ合った成果を、他の生徒や保護者、村民に報告した。
 ことしは2年生全員の26人が、11月6日から10日までの日程で彰化県二水郷の二水国民中学校を訪問。昨年より学校交流を2日間と濃密にし、手厚い歓迎を受けた。ロッククライミングや家庭科での伝統料理、美術での墨絵、英語などの授業体験で交流した。竣工しゅんこうしたばかりの学校の宿舎に泊まり、給食などを現地の中学生と一緒に食べ、親睦を深めた。
金賞の米 マリ共和国支援へ まつかわ農業小 発送式と収穫祭

 松川村農業委員会・村営農支援センターが主宰する「安曇野まつかわ農業小学校」で育てたコシヒカリが、米・食味分析鑑定コンクール国際大会小学校部門で金賞を受賞した。受賞の伝達式と国際支援米としてアフリカのマリ共和国へ発送するための発送式、収穫祭がこのほど、松川小学校で行われた。米づくりに携わった同校の3年生86人が参加し、餅つきや活動の成果発表などを行い、収穫に感謝した。
市内学校展 大町 ギャラリー・いーずら バラエティ豊かな力作 11日まで 大町岳陽高作品300

 大町市教育委員会が同市仁科町のギャラリー・いーずらで開いている市内学校展は11日まで、大町岳陽高校の生徒による作品を展示中。書道や工芸、美術作品の他、浴衣やブックカバーなどの家庭科作品まで、約300点が一堂に並んだ。
 楷書、草書、臨書などのさまざまな書道や、籐かご、ペーパーナイフ、小魚を模した木彫作品、デッサン、アートガラス、厚紙を張り合わせた精密なレリーフ、日本文化に触れる張り子など、バラエティ豊かに展示された。
季節の花に代わり地域彩る 松川駅前花壇にイルミ

 松川村商工会は来年1月末まで、イルミネーションをJR信濃松川駅前の花壇で点灯している。地域のにぎわいにつなげようと、季節の花に代わって約2600球の電飾で飾った。
 イルミネーションは、商工会女性部が中心となり初めて企画。青色や白色の光が幻想的な光景をつくり、住民の目を楽しませている。一部にソーラー発電による電源を利用した。午後5時から10時まで点灯している。
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