2017年12月28日(木)付

年の瀬の大北雪景色に 爺ガ岳スキー場きょう開場

 大北地域は26日夜から27日にかけて、まとまった降雪に見舞われた。年の瀬のせわしさに除雪作業なども加わり住民からは疲労の様子もうかがえた。一方、各スキー場関係者たちは、書き入れ時の年末年始を前に、ある程度の積雪量が確保でき安堵が広がった。大北10スキー場のうち唯一、オープンできずにいた大町市の爺ガ岳スキー場は28日から営業を開始する。
宿泊施設再生のモデルに 白馬ギャロップ ホテル「ボーネン」オープン

 白馬村の観光まちづくり会社・白馬ギャロップ(北山拓社長)は今月、村内みそら野にアンティークホテル&レストラン「WOHNEN(ボーネン)」をオープンした。同社が取り組む地域活性化・宿泊施設活性化のモデルケースとして、後継者不足に悩む既存のホテルを再生。外国人を含めた観光客の現在のニーズに対応し、白馬の魅力向上につなぐ。
委員会活動ゲームで体験 小谷小で児童会まつり

 小谷村の小谷小学校でこのほど、恒例の児童会まつりが開かれた。6つの委員会がそれぞれの活動にちなんだ体験コーナーを作り、全校児童が縦割り班の友だちと会場を巡って楽しんだ。
 4月から学校のリーダーとして児童会を運営してきた6年生にとっては、これが最後の大きな行事。有意義な時間にしようと、準備から一丸となって取り組んできた。
そば打ち技能受け継いで 八坂中 3年生12人に認定証授与

 大町市の八坂中学校(平林伸一校長)は2学期最終日の26日、同校音楽室で「そば打ち技能認定証授与式」を行った。12人の3年生が大日方隆八坂支所長から認定証を受け取った。
 同校では、ふるさと学習の一環としてソバの栽培からそば打ち技能講習までを一連の流れとして学ぶ「そば学習」に取り組んでいる。地域の伝統食であるそばを学び、次の世代へ伝承しようと昭和58年にスタート。平成2年度より、当時の旧八坂村教育長が認定証を授与し続け、ことしで延べ401人が認定された。
スタインウェイで駅伝=@松川 42組がピアノコンサート

 松川村公民館は24日、ピアノリレーでたすきをつなぐ「STEINWAY(スタインウェイ)ピアノ駅伝コンサート」をすずの音ホールで開いた。村内外から42組56人が参加し、名器のグランドピアノに親しみながら、42区≠ワでの約3時間をたすきでつないだ。
50年ぶりにお守り新調 松川鈿女神社 正月参拝者に授与

 松川村細野地区の鈿女神社は、お守りを約50年ぶりに新調した。桃色を基調に「おかめさま」をあしらった親しみやすいデザインに仕上げ、住民の平安を願って二年参りや新春祈願祭で参拝者に授与する。
 新しいお守りは、古いものが底をつくのにあわせ、鈿女神社ならではのデザインを取り入れようと刷新。「おかめさま」として信仰される祭神「天鈿女命」をモチーフに、にこやかな表情をデザインした。
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