2018年3月10日(土)付

地域おこし隊を応援! 県北ア振興局 定住促進へサポーター募集

 県北アルプス地域振興局は、大北地域5市町村で活動する「地域おこし協力隊員」を応援しようと、
「北アルプス地域サポーター」を募集している。振興局独自の取り組みで、人口減少・少子高齢化が顕著な大北地域において、協力隊員の良き相談相手となり活動を支えることで任期終了後の定住を促す。
 隊員の活動や定住を応援する意思があれば、個人・団体を問わず応募できる。報酬のないボランティアで、登録されたサポーター情報は、市町村を経由して隊員に提供し、相談を希望する隊員が直接連絡し個別に相談する。起業や就農などさまざまな相談を想定している。振興局は隊員とサポーターの交流会を企画、今月20日に第1回を予定している。
白馬の夏目選手5競技に 平昌パラ開幕きょう滑降

 障害者スポーツの世界大会・第12回冬季パラリンピックが9日、韓国平昌で開幕した。白馬村からはアルペン座位の夏目堅司選手(44)=RDS所属、みそら野=が3度目の日本代表に。10日の滑降をはじめ、スーパー大回転、スーパー複合(スーパー大回転+回転)、回転、大回転のアルペン全競技に出場する。地元ではパブリックビューイングが開かれ、地域を挙げて応援する。
 夏目選手は小川村出身。スポーツで働きたいと幼いころから親しんだスキーを選び、20歳で基礎スキーの聖地・八方尾根へ。インストラクターとしての活動や、技術選への出場など活躍していた。

 パブリックビューイング会場は村多目的ホール。入場開始は各競技の1時間前。滑降は10日午後1時5分、スーパー大回転は11日午前9時20分、スーパー複合は13日午後1時5分、回転は14日午後1時5分、大回転は17日午後0時15分からの予定。問い合わせは村生涯学習スポーツ課電話0261-85-0726まで。
県内外から1000人競い合う 栂池高原ノルディックスキー大会

 小谷村の栂池高原前山スキー場でこのほど、県スキー連盟公認の「2018栂池ジュニアノルディックスキー選手権大会」と「第52回栂池ノルディックスキー大会」が開かれた。県内外の小学生から一般まで、2日間で約1000人の選手がエントリー。コンバインドジャンプとスペシャルジャンプ、クロスカントリー競技で日頃鍛えた技を競い合った。
「ハーブ×ミツバチ」可能性は 池田で18日 地域ブランド探るシンポ

 池田町地域おこし協力隊による、問いカケル”シンポジウム「ハーブ×ミツバチの可能性を探る〜次を担う世代とともに更なる地域ブランドを創生する〜」(町主催)が18日、町公民館で開かれる。町の特産品であるハーブと、養蜂が盛んな信州でハチミツを生産するミツバチを掛け合わせて、地域ブランドの新たな可能性を探る。
未就園児の成長祝う 大町児童センターでお楽しみ会

 大町市児童センターは9日、本年度を締めくくる「お楽しみ会」を開いた。施設を利用する未就園児の親子25組・約50人を迎え、地元サークル「ことばの森」による読み聞かせやお菓子のプレゼントなどを通じて、子どもの成長を祝った。
 参加者はサークルメンバーが広げた英語の絵本に注目し、描かれたペンギンやサルなど動物のものまねに挑戦。子どもたちは家族と一緒に小さな手足を振り上げ、「アイキャンドゥーイット(できるよ)」と元気な声を上げていた。
北アルプスとハクチョウ調和

 大町市借馬の水田に、北帰行を前に、羽を休めるハクチョウの優美な姿が広がっている。約80羽の群れを確認することも。晴れ渡った日には、雪化粧した北アルプスと大きく翼を広げるハクチョウの姿が調和し、カメラを構える愛好者の姿も多く見られた。
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