2018年８月30日付

2018年８月30日(木)付

卒業証書を｢松崎和紙｣で　大町　美麻小中生が手すき体験

　大町市美麻小中学校（髙野毅校長）の９年生と６年生20人が29日、恒例の、卒業・修了証書作りを行った。美麻の麻と、校章をすき込んだ｢松崎和紙｣の証書用紙を、一人一人が自らの手ですいた。
　地域の伝統文化について知り、同校での学びの証しとなる卒業・修了証書を自分の手で作る体験をと、同市社松崎の信州松崎和紙工業（腰原修一代表）の協力で続けられる。

小谷の森で〝音楽祭〟　９月１日　貸し切りキャンプ場で初

　小谷村の１日１組の貸し切りキャンプ場を舞台にした音楽祭が９月１日、ＭＵＫＡＶＡ（ムカヴァ）ＯＴＡＲＩプライベートキャンプ（旧池の田キャンプ場）で初めて開かれる。ソウルやジャズ、ボサノバなどのアーティストにスポットを当て、アコースティックな音楽の時間を提供する。

信州の水でコーヒー堪能　白馬岩岳　県内外11店集いフェス

　白馬村の白馬岩岳マウンテンリゾートを会場に25日と26日、長野県初企画の「ＮＡＧＡＮＯＣＯＦＦＥＥＦＥＳＴＩＶＡＬ」が開かれた。30度を超える暑さにもかかわらず、国内外からコーヒー愛好家が集い、首都圏では味わえない長野県の豊かな自然と豊富な雪解け水で入れた、さまざまな味わいのコーヒーを堪能した。

地域と交流利用者の元気に　大町千里館で「よいとこ祭」

　大町市の小規模多機能型居宅介護事業所「大町千里館」でこのほど、第4回「千里よいとこ祭」が開かれた。施設利用者の家族や地域住民を招き、参加者約70人がさまざまなアトラクションを楽しみながら、お年寄りの健康と長寿を願った。
　屋外の特設会場では、地元大町第一中学校吹奏楽部や安曇野市の「劇団源之丞」による大衆演劇などのステージが繰り広げられた。施設職員たちも着物姿に仮装して「信濃の国」を踊り、祭りを盛り上げた。

お祭りごはんで郷土食理解　小谷村保育園｢食育の日｣給食

　小谷村保育園でこのほど、食育の日給食が実施された。これから各地で秋祭りが行われるのを前に、祭りの時に食される、伝統食の「笹ずし」や「えご」などが提供され、園児が郷土食に理解を深めた。

秋の訪れスズムシ捕り　松川　観光協がちひろ公園で

　松川村観光協会はこのほど、安曇野ちひろ公園で、恒例の「スズムシ捕り」を行った。「すずむしの里」ならではの秋の訪れを告げるイベントに、多くの親子連れが訪れ、夜の虫捕りを楽しんだ。
　協会などが育てたスズムシが大量に放たれ、涼しげな音色を響かせた。参加者らは「リーンリーン」という音を頼りに、岩場や草むらを懐中電灯で探し回り、コップを巧みに使って虫かごに捕獲。親子で「いたよ！」「捕まえた！」とはしゃぎながら、虫捕りに夢中になっていた。

トップページ

８月の一覧