2019年1月17日(木)付

手彫り看板お目見え 小谷 塩水「番所」に南小谷駅長作

 小谷村で地域児童生徒の登下校の安全を見守る「こどもふれあい番所」の看板がこのほど、JR南小谷駅の池田誠駅長や社員らが制作した手彫りの看板に掛け替えられた。地元の大糸木材株式会社の西澤盛人社長から提供された、クリの木の一枚板を彫り込んだ、温かみのあるデザインが登下校する児童に親しまれている。
小正月おんべに願い 白馬村深沢地区 復活し続く伝統

 白馬村の深沢地区(深空の北部)の小正月行事おんべが13日、林間広場(深空グラウンド)で行われた。おんべに使う茅は、昨年11月に刈り取り準備しておいたものを杉の柱に組み上げた。その上にだるまや正月飾りを飾り付けておんべを完成させた。家内安全・無病息災・厄よけを願って火が放たれた。
昔ながらの繭玉と三九郎 松川 ちひろ公園で小正月行事

 松川村の安曇野ちひろ公園は14日、小正月にちなんだ繭玉作りと三九郎を行った。昔ながらのやり方で作ったやぐらに火入れを行い、無病息災や五穀豊穣を願った。村内外から、サポート隊含め3世代の家族や親子連れなど総勢約100人が参加し、伝統行事に親しんだ。
小谷の雪スキーで堪能 白子町の子どもたち来村

 小谷村と姉妹都市提携を結んでいる、千葉県長生郡白子町の小学4年生から中学生まで約80人が、11日から13日まで、小谷村へスキー交流教室に訪れた。今年は雪不足で心配されたが、絶好の雪質とスキー日和に恵まれ、快適なスキーを楽しんだ。
 深夜出発のバス泊で小谷村に到着した一行だったが、子どもたちは疲れも見せず、小谷村の雪景色に大感激。すぐに外に飛び出して、雪合戦をしたり雪山の上に寝転がってみたりと、雪の感触を堪能していた。
かまくら状のやぐら燃やす 大町 新郷地区でどんど焼き

 大町市平新郷地区で14日、小正月の伝統行事「どんど焼き」が行われた。子どもからお年寄りまで地区住民約30人が、特徴的な「かまくら」状のやぐらを燃やし、一年の無病息災を願った。
 住民によると市内ではかつて、各地区の子どもたちが互いにやぐらを燃やし合って競う遊びの伝統があったという。新郷地区では見張りをするために中を空洞にした名残が、独特の形状に残っている。
中電職員が雪山訓練 大町SS 専門家招き安全策学ぶ

 中部電力安曇野営業所大町サービスステーション(泉澤昭平所長)は16日、職員の冬山対応訓練を、大町市平の鹿島槍スキー場で行った。冬期間の雪山での作業に備えた基礎知識や、山スキーやスノーシューなどの使用方法、雪崩や悪天候時の対応方法などを学んだ。
 大町SSは、北アルプスなど降雪量の多い山岳地帯や、豪雪地帯の集落を担当している。氷点下10度を下回る厳しい環境で作業をすることもあり、車で行けない未除雪エリアでの配電設備の巡視や、大雪による配電設備への倒木処理対応、災害時の配電故障探査などの作業を行う。
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