2019年5月5日(日)付

絶景に感嘆GW盛況 アルペンルート

 そびえ立つ真っ白な雪の壁が、雲ひとつない青空によく映える。北アルプスを貫く立山黒部アルペンルートはゴールデンウイーク(GW)中、連日大勢の観光客でにぎわっている。「雪の大谷」など見どころの数々で記念撮影をしたり、道中の絶景に感嘆の声を上げたりと、大自然を満喫している。
 晴天に恵まれた4日、大町市の扇沢駅周辺の駐車場は早々に満車となり、日向山高原の臨時駐車場からシャトルバスで利用客を運んだ。扇沢駅は、国内外からのツアー客や家族連れなどで大混雑。「まだかなぁ」と電気バスの改札を待つ子どもの姿もあった。
農産物加工の作業場増築 大町のばいはるちゃにみとろ 就労支援事業所が協力

 大町市平西原の就労継続支援B型事業所「ばいはるちゃにみとろ」(三戸呂三都子代表)が、農産物加工にかかる施設を増設した。基礎工事などを「はたらく工房」(安曇野市穂高有明)に依頼し、近隣の事業所同士、横の連携が生まれている。
 「塩ほおずき」や果物のジャム、つくだ煮など自家農場生産品を中心とした農産物加工にかかるプレハブ作業場。設置のための基礎などを、はたらく工房が請け負った。
半世紀超え続く漫画の世界 松川「みつはしちかこ展」12日まで

 松川村多目的交流センターすずの音ホールで12日まで、「安曇野まつかわみつはしちかこ展」が開かれている。半世紀以上続く叙情漫画「小さな恋のものがたり」の作者・みつはしちかこさん(78)=東京都=が描いた、優しいタッチと美しい色彩の原画や複製画など30点以上を展示する。
 作品は、高校生の女の子「チッチ」と男の子「サリー」の恋愛模様を描いた四コマ漫画で、昭和42(1967)年から続くロングセラー。作品には、情感にあふれた詩画が挿入され、四季折々の風景が登場する。
 作者がかつて訪れた安曇野や栂池高原(小谷村)の風景を描いた作品や、関連グッズの数々も展示する。
愛好家の描いた力作40点 北アルプス展望美術館 6日まで池田美術協会の作品展

 池田町などの美術愛好家らでつくる池田美術協会は6日まで、春季恒例の作品展を北アルプス展望美術館(池田町立美術館)の安曇野ギャラリーで開いている。会員15人が描いた力作40点を展示する。
 油彩画を中心にCGやデジタルアートなどの手法で描いた四季折々の風景や人物画、抽象画など、個性的な作品が並ぶ。
「リンリンフェス」家族に大人気 松川すずの音ホール10周年祝う

 松川村多目的交流センター「すずの音ホール」の開館10周年記念イベント第1弾「リンリンフェス」が4月27日、同ホールとリンリンパークで開かれた。ファミリー向けの多彩な催しに大勢が来場し、終始にぎわった。
 「ぐりとぐらのカステラづくり」には地元の小学生らが参加し、絵本にちなんだ巨大カステラづくりを手伝った。約200食分が来場者に振る舞われた。
 アヒルやヒヨコ、ウサギなどが大集合した「ふれあいどうぶつ村」は、子どもたちに大人気。抱っこしたりなでたりしながら動物と触れ合い、子どもたちの笑顔が絶えなかった。
雪解け彩る里山の花=@白馬五竜で「かたくり祭り」

 白馬村の褐ワ竜と白馬五竜観光協会は4月28日、白馬五竜スキー場エスカルプラザを会場に「第24回白馬五竜かたくり祭り」イベントを開いた。村花のカタクリの群生地として知られる「白馬五竜かたくり苑」の美しいカタクリの花や、さまざまな催しを楽しむ人々でにぎわった。
 白馬五竜かたくり苑は今年、雪解けが遅いため祭り当日は五分咲きほど。それでも早朝から多数が訪れ、散策したり写真を撮ったりしていた。
トップページ 5月の一覧 ●当サイトに掲載の記事・画像の無断転載を禁じます。すべての著作権は大糸タイムス社に帰属します。
Copyright(C) 2007-2019 OHITO TIMES Co., Ltd. All Rights Reserved.