2019年5月9日(木)付

新会派結成の動きも 大町市議会 13日改選後初の臨時会

 現職10人、新人6人が当選し新たに始動した大町市議会では、改選後初の議会となる13日の臨時会を前に、会派構成を巡る動きが活発化している。新会派結成の動きも見られ、新人を取り込む綱引きも大詰めを迎えている。
 改選前は、保守系の「政友クラブ」(所属6人)、中間的立場の「市民クラブ」(2人)、革新系の「虹と緑の会」(2人)、「日本共産党」(2人)の4会派があった。虹と緑の会は所属議員1人が当選したものの、1人が勇退しており存続が厳しい状況にある。一方で、新会派結成が現実味を帯び、1減1増と、これまで同様、4会派と複数人の無会派による議会運営の形となりそうだ。
学び≠ナ仲間の輪広げる 大町県シニア大学大北入学式

 シニア世代の充実した生きがいや健康づくり、仲間の輪を広げる「県シニア大学大北学部」(学部長=宮島有果・県大町保健福祉事務所長)の第40期入学式が8日、大町市の県大町合同庁舎で開かれた。大北地域や安曇野市などから向学心あふれる60〜80代の36人が新入生≠ニして入学し、2年間さまざまな講座で学び、今後の社会参加や地域貢献活動につなげていく。
 シニア大学では、地域の歴史や課題、健康についてなど多岐にわたる講座が開かれる。そば打ちや陶芸などのクラブ活動も充実しており、学びとともに仲間づくりの場となる。新入生は大町市13人、池田町7人、松川村8人、安曇野市などが8人で、最高齢は81歳。
大北は33事業に5527万円 県元気づくり支援金内定

 県の「地域発元気づくり支援金」の大北地域選定委員会は、本年度支援金を交付する33事業を内定した。総額は5527万5000円で、大北地域への配当額5627万円に対して残額があるが小額のため、2次募集は行わない。
 内定事業の申請者と支援額は市町村5件(683万9000円)、地域づくり団体やNPOなど公共的団体28件(4843万6000園円)。事業区分別では産業振興、雇用拡大が19件・3256万円で、このうち特色ある観光地づくりに関する事業が最も多い9件だった。
色とりどり手作りこいのぼり 池田町創造館「こどもの日」WS

 池田町創造館は3〜5日、「こどもの日」にちなんだイベントをクラフトパークで開いた。大勢の親子らが来場し、こいのぼり作りやパターゴルフをするなどして、思い出をつくった。
 大人も子どもも参加したワークショップでは、こいのぼりの形に用意された裏地に、絵の具やクレヨンで思い思いに模様や絵を描いた。にじみ模様をつけたりキラキラシールを貼ったり、手形を付けるなど、想像力豊かにオリジナルのこいのぼりを完成させた。
 出来上がった色とりどりのこいのぼりは、北アルプスを一望するパーク内に飾られ、風を受けて気持ちよさそうに泳いでいた。
花彩る園内でのどかな時間 松川ちひろ公園で「マルシェ」

 「信州グリーンシェアスポット」のひとつ、松川村の安曇野ちひろ公園で4日、「おさんぽマルシェ」が開かれた。うららかな陽気の中、花に彩られた園内で、県内外からの多くの人たちがのどかな時間を過ごしていた。
 村内外から16店舗が出店し、手作りのアクセサリーやこだわりの食べ物などを販売。町内の観光農園・夢農場は、カモミールやラベンダーシーズンを前に、花やハーブを使った色とりどりのオリジナルグッズを並べていた。
世代超えサッカー楽しむ 大町でファミリーフェス初開催

 ボールを追いかける子どもたちの笑い声や、大人との試合に真剣な表情で臨む子どもたち。2日に大町市運動公園で初開催された「おおまちサッカーファミリーフェスティバル」では、少年サッカークラブ「大町FC」や、女子サッカークラブ「FC大町タフィタ」をはじめ、市内の少年少女・社会人クラブが参加。選手や保護者、家族やコーチら約150人がサッカーに汗を流し、サッカーに親しむ1日となった。
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