2019年5月30日(木)付

大町で鉄拳さん原作舞台 8月「家族のはなし」市民割引も

 大町市出身で信濃大町観光大使を務めるお笑いタレント・鉄拳さん原作の舞台「家族のはなし」が8月7日、大町市文化会館大ホールで上演される(大糸タイムスなど後援)。鉄拳さんの強い要望で大町公演が実現する。大町市民はチケットが通常の半額となり、鉄拳さんと出演者によるアフタートークや地元合唱団の出演など企画が盛りだくさん。同館は「みなさんと楽しく過ごせる企画も用意する。たくさんの方に来ていただければ」と話している。
 「家族のはなし」は、リンゴ農家を営む両親のもとを離れ、東京で生活する主人公の青年がさまざまな挫折を経て家族の温かさを再発見しながら成長する物語。
登下校時パトロール強化 大北各地川崎の殺傷事件受け

 神奈川県川崎市で28日に通学途中の小学生や保護者らが襲われた殺傷事件を受けて、大北地域の各地では登下校時間帯の見回りや、公用車によるパトロール強化など、子どもたちの安全を守る活動に身を引き締めている。
 大町市教育委員会は事件翌日の29日から、登下校時に合わせた公用車による青色灯パトロールを、これまでの1台から2台に増やし、見守り体制の強化を図っている。さらに、市内小中学校に対して、登下校時を含めた安全教育の徹底を呼び掛けた。
食用花栽培から楽しむ 白馬Women's club 園芸研究家・横山さん招き講習会

 白馬村の女性有志でつくる「白馬Women’sclub」は21日、白馬五竜高山植物園エスカルプラザを会場に初企画の「オシャレな寄せ植え講習会」を開いた。テレビでも活躍する園芸研究家で、日本エディブルフラワー協会の創設メンバーでもある横山直樹さんを講師に、見て美しく食べておいしい食用花・エディブルフラワーを、栽培から楽しむライフスタイルを提案。村内の観光関係者や住民ら50人余りが参加して、観光活性化の新たな切り口にも期待される、エディブルフラワーの魅力にふれた。
 参加者は横山さんの指導で、マリーゴールド、ベコニア、ナデシコといった、育てやすくおいしいエディブルフラワーの寄せ植えを体験した。横山さんの栽培したエディブルフラワーの試食や、食卓への飾り方の講義も行われた。
作品見やすい車いす 松川ちひろ館が昇降型を導入

 松川村の安曇野ちひろ美術館は今春、高齢者や障害者など誰もが親しめる美術館づくりを目指し、来館者用の昇降型車いす1台を導入した。座面が最大18a上昇し、座りながらでも作品を間近に鑑賞できる。
 車いすはちひろ美術館東京と安曇野ちひろ美術館を運営する、いわさきちひろ記念事業団の理事会で、両館館長の黒柳徹子さんが提案した。福祉用品を手掛けるケイアイ(東京都)が開発した特注品で、座面が電動で昇降する。スペースが限られた美術館の環境に合わせ、小回りが利く小さなタイヤを6輪備え安定性を高めた。
食£ハじ居場所づくり 白馬こどもカフェ3 有志の活動本格化

 白馬村の有志で運営するこどもカフェ3の本年度の活動が本格化した。地域とのつながりの中で、食を通じた居場所づくりをめざす活動。手作りの心温まる料理を囲み、家庭的な明るい雰囲気のなか、毎回多数の親子らが参加して交流を深めている。
 子どもカフェは学習支援や食事提供、悩み相談など複数の機能を備えた役どころで子どもの居場所づくりを推進するもの。白馬村では武田知加子さん、西沢千賀子さん、奥原和恵さんの3人の女性が、食事提供を中心とするこどもカフェを毎月1回運営している。
 食事は3人の呼び掛けで集まったボランティアらが、季節にあったメニューを考えて提供している。今月はドライカレーや切り干し大根の煮込みなど、バラエティー豊かな料理が食卓に並んだ。
元気に歩き「大冒険」 白馬幼稚園で春の地域遠足

 白馬村の信学会白馬幼稚園(中村豊園長)でこのほど、春の地域遠足が行われた。緑豊かな白馬の景色の中を元気に歩き、健康増進に努めた。
 当日は快晴に恵まれ、白馬三山をはじめ北アルプスの山並みもくっきりと見える遠足日和となった。
 美しい山岳景観を楽しんだり、道路を横断するときに左右を確認して交通ルールを学んだりと、さまざまな発見と学びを得ていた。
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