2019年6月6日(木)付

電気バス30万人達成 アルペンルート 元年¥oだし好調

 立山黒部アルペンルートの長野県側の玄関口、大町市の扇沢駅と黒部ダム駅を結ぶ「関電トンネル電気バス」の乗客数が5日、今季30万人に達した。トロリーバスに代わり電気バス元年≠ニなった今年は、100万人を達成した昨年とほぼ同じペース。扇沢駅でセレモニーが行われ、くす玉開花などで盛大に祝った。
 関電トンネル電気バスは今年、4月15日から営業を開始。10連休となったゴールデンウイークの入り込みが前年比2割増しとなる後押しもあり、出だしは好調。関西電力黒四管理事務所の村田直樹所長は「今年も100万人を達成したいが、まずは安全運行を続けるため職員一同気を引き締めたい。6月26日からは黒部ダムの観光放水も始まる。雄大な自然を楽しんでほしい」と話した。
池田に初のワイナリー ヴィニョブル来年春完成 クラフトパーク近くに

 池田町は5日、町内の農業生産法人ヴィニョブル安曇野によるワイナリー建設計画を明らかにした。建設地として町クラフトパーク近くの町所有ふれあい農園管理施設駐車場を貸与する。町内でのワイナリー開設は初めて。今年秋に着工し、来年3月に竣工しゅんこう、令和3年春以降の出荷開始が予定されている。町議会全員協議会で示した。
 町ではワインの産地化による地域振興を目指し、固定資産税の減免や販路の開拓など支援策を検討している。甕聖章町長は「町の第1号となるワイナリー。できる限りの支援をしたい。何としても成功させてほしい」と話した。
令和はじめの白熱運動会 池田小 練習成果発揮し全力競技

 池田町の池田小学校(清水令子校長・児童193人)は1日、爽やかな青空の下、初夏の運動会を開いた。「令和はじめの白熱バトル」をスローガンに、練習の成果を発揮し、全力で競技に臨んだ。綱引きやリレー、ダンス、騎馬戦、全員参加の大玉送りなど、18の種目が行われ、白熱した戦いや息の合ったプレーを繰り広げた。5・6年生合同の組体操は、生命の誕生から令和の時代へとつないでいく壮大なテーマのもと、全身を使って表現し、チームワークを発揮した。
絵本の中の列車¥ミ介 松川 ちひろ美術館コレクション展

 松川村の安曇野ちひろ美術館は、ちひろ美術館コレクション展「列車でいこう!」を7月16日まで開催中。絵本に描かれたさまざまな列車を紹介する。世界各国11人の作家76点の作品を、「汽車」や「路面電車」などのテーマごとに、作者の思いを交えて紹介。ユニークな列車たちが、一昔前の時代や異なる国、異次元の世界へと誘う。電車に関連した絵本のコーナーも充実させ、原画と一緒に楽しめる。
 同館学芸員は「作家それぞれの列車を味わってほしい。お気に入りの絵や作品が見つかれば」と呼び掛ける。
力を合わせ花植え体験 大町どんぐり保お年寄りと交流

 大町市社山下のどんぐり保育園(原田恵美園長)で5月30日、園児と地域の人による花植えが行われた。3世代交流事業「さわやか交流」の一環。歌やふれあい遊び、手遊びによる発表や、給食会食会なども開かれ、世代を超えて親睦を深めた。
 花苗はベゴニア、ペチュニア、日々草、ジニアの4種120ポットで、30個のプランターに4つずつ植えた。園児とお年寄りがペアになり、植え終わったプランターを運んだり、水をあげるなど力を合わせた。
食用ほおずき元気に育って 白馬北小 苗定植地域の特産理解

 白馬村の白馬北小学校3年生61人は5月29日、同村大出の平瀬久美子さんの畑で、食用ほおずきの苗を定植した。「大きくなあれ」と願いを込めながら、地域の特産について理解を深めた。
 3年生は総合的な学習の中の「ふるさと学習」で、地域の特産について学んだ。。食用ほおずきは特産として歴史が浅いため、初めて聞いたという児童が多く「育てて食べてみたい」という意見が出されたことから、栽培を決めた。秋まで観察を続け、児童の手で収穫する予定。児童たちは「元気に育って、たくさん収穫したい」と笑顔で話していた。
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