2019年6月28日(金)付

赤ちゃんと命のふれあい 大町西小5年生 親子と交流

 大町市の大町西小学校(吉澤清校長)5年生が、今年も赤ちゃんとのふれあい交流授業を開始した。児童センター内の子育て支援センターの協力で続く恒例の取り組み。幼い子どもや母親と関わりを持つことで、コミュニケーション力を養い、命の大切さや感謝の気持ちを育んでいる。
 総合的な学習の時間を当てて行う人権教育の一環。今年は5年生2クラスの計49人が、1クラス2回ずつ交流に取り組む。
 児童たちは保健師や助産師の事前授業で赤ちゃんが生まれてくるまでのことや、抱っこの仕方を学び、赤ちゃんが喜びそうなおもちゃやタオルケットなどを用意して、親子と触れ合った。
建設現場の女性の声聞く 小谷中3年生対象に進路講話

 小谷村の小谷中学校3年生を対象に24日、進路講話が開かれた。同校のエアコン設置工事を手がけた笠原建設(本社・新潟県)の建築部の外立菜生さんが講演。男性の割合が圧倒的に多い建設現場で、施工管理の仕事をめざしたきっかけや学校での学び、社会人になってからの仕事の様子などについて話した。実際の現場で働く人の生の声を聞くことで、生徒が将来の生き方や進路について自覚を高めた。
 社会人の先輩としての話は生徒にとってより身近に感じた様子で、生徒は「将来の選択の幅を広げるために、私も努力していきたいと思います」と力強く話していた。
行事食七夕まんじゅう作り 池田 四丁目婦人部が講習会

 池田町四丁目婦人部(荒井美香部長)は22日、七夕まんじゅう作り講習会を四丁目ふれあいセンターで開いた。町の女性たちでつくる「食を楽しむ会」の協力で、蒸しまんじゅうを作った。
 婦人部と会のメンバーら15人ほどが参加し、和気あいあいと作業した。砂糖や重曹、卵などを入れた地粉を耳たぶの柔らかさになるまでしっかりとこねた生地に、細かく刻んだナスと甘く味付けしたみそをたっぷりとのせ、成形した。
親子で協力ささ飾り作り 大町市平公民館「ひよこクラブ」 しらかば保園児招き「七夕まつり」

 大町市平公民館・女性未来館ピュアの親子教室「ひよこクラブ」は25日、「七夕まつり」を開いた。近くのしらかば保育園児による発表を楽しみ、七夕飾りの制作、おやきのおやつなどで祝った。
 園児たちが、童謡「たなばたさま」など季節の歌3曲を披露。親子たちも一緒に、ダンスで体を動かした。七夕人形や子どもたちの手形足形を施した飾りなどを、親子が協力して工作。願いを書き込むための短冊などとともにささ竹に飾った。
思う存分イチゴ狩り 松川北・南保の年長児68人

 松川村の北・南の両保育園の年長児計68人は24日、西原のかぼちゃやま農場を訪れ、イチゴ狩りを楽しんだ。ハウスの中に実った真っ赤な章姫あきひめを思う存分味わった。
 イチゴのとり方やマナーを教えてもらった園児らは、おいしそうなイチゴを求めて、張り切ってハウス内を散策。大粒のイチゴや細長いイチゴなどを発見しては、次々と口に入れていった。
 「見て、大きい!」「おいしい!」「口の中がじゅわっとなる」「20個食べる!」と口々にはしゃぎ、両手を赤く染めながら、うれしそうに頬張っていた。
「iPad」タッチで楽しみ授業 白馬幼稚園年長児教材で使用

 白馬村の信学会白馬幼稚園(中村豊園長)は20日、年長園児を対象にタブレット型多機能端末「iPad」を使った授業を実施した。櫛引幹子教諭の指導で、iPadによる遊びの教材を楽しみながら、数字や文字への興味を高めた。
 机の上に慎重に置かれたiPadの電源を入れ、ホーム画面からの操作を教わった。世界時計が表示され、画面が次々に変わっていき「時計が大きくなった」「違う国の時間は夜で真っ暗だ」と言いながら、人差し指でタッチする操作を覚えた。
 iPad授業は年4回を予定しており、今回は「数字」について学んだ。アプリは指でタッチすると果物などが表示され、イラストから正しい数を選ぶクイズが盛り込まれている。櫛引さんから「これはいくつ」と課題が出され、果物を並べたり、減らしたりして正解を探し、ゲーム感覚で数の概念を身に付けていった。
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