2019年7月17日(水)付

ヒナ新たに3羽生まれる 大町山博のニホンライチョウ

 大町市の市立大町山岳博物館は16日、ふ卵中の国特別天然記念物・ニホンライチョウの卵3個が新たにふ化したと発表した。自力で卵から出てくることができず、うまく歩けない様子も見られるため、健康状態が不安視される。宮野典夫指導員は「ちょっとした変化も見逃さないように管理していきたい」と話している。今季すでにふ化・育雛すう中の1羽とあわせて4羽を育てていく。
青少年地域一つに健全育成 市社協・大町署など 強調月間に合わせ街頭啓発

 大町市のフレスポ大町とJR信濃大町駅前で10日、青少年の健全育成を呼び掛ける啓発活動が行われた。市や県職員、市社会福祉協議会、大町警察署、保護司会、民生児童委員、法務局、市内学校のPTAなど関係者約40人が街頭に立ち、青少年に対して有害な問題の排除や、健やかな成長を願い、呼び掛けを行った。
野草摘みおいしく調理 池田八寿恵荘 「ハーブ王子」の料理教室

 池田町広津のビオホテル「八寿恵荘」は8日と9日、「カミツレの里の野草教室」を開いた。「ハーブ王子」の名で活動する野草研究家・山下智道さん(29)=横浜市=を講師に、初夏の高原で野草の観察や料理を通して、野草に親しんだ。
外国人に松本城観光案内 白馬高国際観光科 実践的英語身に付ける

 白馬村の白馬高校(臼井彰一校長)国際観光科2年生38人は11日、外国人ゲストを英語で観光案内する「英語ガイド」実習を松本城などで行った。実際の案内を通じて、実践的な英語とおもてなしを体感した。
湿原彩るニッコウキスゲ 白馬八方鎌池

 白馬村の「白馬Alps花三昧」の会場の一つ、八方尾根自然研究路の鎌池湿原で、ニッコウキスゲやコバイケソウの開花が始まった。夏の高原を代表する鮮やかな高山植物が湿原に彩りを添え、訪れる人の目を楽しませている。
小谷小で「かご」作り 白馬乗鞍ホタルの会

 白馬乗鞍でホタルの保護保全活動に取り組む「白馬乗鞍・ホタルの会」の会員は9日、小谷村の小谷小学校を訪れ、3年生児童23人とホタル観賞に使う「ホタルかご」作りを指導した。児童が楽しみながらかご作りに取り組み、ホタルが舞い飛ぶふるさとの豊かな自然環境を保全する大切さに理解を深めた。
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