2019年8月15日(木)付

大町南小に現代アート AIR参加彫刻家国松さんの作品

 大町南小学校の松林の一角に現代アート作品がお目見えした。大町市が取り組むアーティスト・イン・レジデンス(アーティスト招聘しょうへい事業、AIR)に参加し市内で制作を進めてきた彫刻家・国松くにまつ希き根ね太たさん( 42)=北海道札幌=が手掛けた造形作品で、落雷で折れたご神木のケヤキを使い道しるべ?を表現した。アートの力で子どもたちの感性を育む―。学校側と作家の思いが重なり同校への設置が実現した。設置作業は12日に行われ、WSに参加した児童3人が作業風景を見学。目の前に姿を見せた作品に「ジャングルの入り口にありそう」などと思い思いにイメージを膨らませていた。
リーンリーン行楽客歓迎 村観光協会 信濃松川駅にスズムシ展示

 松川村観光協会は、村のシンボルであるスズムシをJR信濃松川駅の待合室で展示している。お盆休みを利用した帰省客や行楽客を涼しげな音色が出迎えている。9月下旬ころまで楽しめそうだ。駅舎には、雄が羽をこすって音を鳴らす求愛行動にちなんで、「プロポーズのコンサート」のコピーとともに、ケースに入った雄雌計約20匹を展示。駅の利用客がのぞき込み、「リーンリーン」と音を奏でる様子を観察していた。
直接指で好きな絵描く 小谷保造形遊びに大満足

 小谷村保育園は9日、「フィンガーペインティング遊び」を実施した。園児たちは粘土とも泥とも違う、不思議な感触を楽しみながら、色や形が変わってく造形遊びを堪能した。子どもたちは絵の具の不思議な感触に戸惑っていたものの、指で押して好きな絵を描いたり、手形を作ったり、各色を混ぜながら色の変化を楽しみ、最終的にはすべての色を混ぜて塗り広げたりと、日頃はなかなかできない全身を使った遊びに大満足の様子だった。
臨場感あるチョウの美しさ 池田で28日まで 宮田紀英さんが写真展

 池田町の安曇野東山包美術館は28日まで、日本自然科学写真協会会員で信州大学4年の宮田紀英さん(21)=同町中鵜=による第13回個展「安曇野池田町蝶ちょうの写真展」を開いている。多種多様なチョウの美しさを瞬時に切り取った季節感と臨場感のある作品展。宮田さんは、7歳の頃から町内のチョウを中心に撮り続け、撮影技術から展示方法に至るまで進歩・進化し続けてきた。「自然観察に出かけたつもりで、じっくりと見てほしい」と話す。
大輪の花夜空彩る 高瀬川河川敷で大花火大会

 池田町と松川村のお盆恒例「高瀬川納涼大花火大会」が13日、高瀬川河川敷で開かれた。中信地区最大規模の尺玉68発をはじめ数千発が打ち上げられ、詰めかけた住民や観光客が夜空を彩る大輪の花に酔いしれた。両町村合同になって23回目の開催。高瀬川をはさんで両町村の空に尺玉やスターマイン、空中にハートや花などを描く型物などが上がり、観客を楽しませた。今年は花火をより間近に楽しんでもらおうと、例年と比べ観客席近くで打ち上げ。観客席からは迫力の花火に「た?まや?」「きれい」などと歓声が響いた。
建設や土木の仕事知って 大町夏休み親子で施設見学

 大町市は6日、夏休み親子施設見学を開催した。市内の小学生親子24人が参加し、本久大町事業所(常盤)と大北建材(社)を見学した。建設機械の乗車体験もあり、普段乗ることが無い重機の運転や運転席からの景色を楽しみ、夏休みの思い出をつくっていた。乗車体験ではバックホー・ミニバックホー・10dトラック・ドーザーの助手席に座る体験や模擬操作を実践。教えてもらいながら操作してみたりと、楽しげだった。
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