2019年8月17日(土)付

夜空と湖に光と音 大町・木崎湖 花火と灯籠流し

 大町市の夏の風物詩、第77回木崎湖花火大会と灯籠流し「水と光と灯りの祭典」は15日、木崎湖畔で開かれた。昨年を超える約2万5000人が訪れ、夜空を彩り湖面を照らす光と山間に響く音を楽しんだ。
 市内各企業などが協賛した豪華なスターマインの色とりどりの光が夜空に広がり、水中スターマインが半円の輪を描き、湖面に反射した光もゆらいだ。フィナーレのナイアガラでは光の帯が湖を渡った。
 終戦記念日に合わせ、戦没者や遭難者、災害の犠牲者を悼む湖上慰霊祭が執り行われ、平和と安全を祈願した。
自然と祭りともに楽しむ 白馬八方温泉夏祭り レッヒ訪問団迎え交流

 白馬村と姉妹都市提携を結ぶオーストリア・レッヒ村の代表団が、17日まで白馬村に滞在。村長のルードビック・ムクセル氏や、1995年の姉妹都市提携調印時の観光局長のフーベルト・シュベルツラー氏をはじめ15人の代表団が白馬村の自然や祭りを満喫し、地域住民や観光客との交流を深めた。
 代表団は14日夜、同村八方で行われた夏祭りに参加し、郷土料理の振る舞いやアルプホルンの演奏を披露した。。オーストリアの生ハム「シュペック」とチーズ、野菜の盛り合わせや、卵入りのショートパスタにチーズを絡めた「ケーゼシュペッツェレ」に、来場者は長蛇の列を作った
清流で「魚つかみ」に200人 小谷育成会

 小谷村青少年育成会と村公民館の恒例行事の「魚つかんじゃおうよ!」が13日、同村を流れる姫川流域の千国地区親沢で開かれた。小谷村民とその家族・帰省中の親せきらが対象で毎年実施しているが、今年は過去最多の200人余が参加する大盛況となった。美しい清流に放流されたニジマスやヤマメ600匹を追いかけ、素手でつかんで釣果に歓声を上げた。
SDGsでブランド力向上 県 認定制度を創設大北3社登録

 県は本年度、国連が提唱する「SDGs(持続可能な開発目標)」の達成に取り組む県内企業を認定する制度を創設した。第1弾として80社を登録。大北地域からは池田町のカミツレ研究所と八寿恵荘を運営するSouGo(本社東京)、赤田工業、白馬村のティーエムの3社を認定した。
 認定制度では、企業へのSDGs普及を図ることで、経営強化やブランド力向上を目指す。県がホームページで登録企業を国内外にPRするなど支援していく。登録には、SDGs達成に向けた経営方針や具体的な取り組みを記した宣言書の提出などが要件となる。
地域の昔の生活思う 松川で講座 小学生が文化財見学

 松川村教育委員会は7日、夏休み中の小学生を対象にした講座「松川村古代ロマン探訪」を村内で開いた。参加者3人が文化財や史跡をめぐり村の歴史を学習、昔の住民生活に思いをはせた。
 緑町中区の国指定有形文化財「収蔵庫」では、参加者が昭和40年ころまで使われた足踏み脱穀機や重さ約60`の米俵などにふれ、村の基幹産業である農業の歴史に理解を深めた。
住民手づくりの夏まつり 大町市八坂 大道芸や盆踊りにぎわう

 大町市八坂地区の八坂夏まつりが14日夜、八坂公民館アキツ周辺で開かれた。地域住民や帰省中の家族連れなど約400人が訪れ、ステージや縁日などの住民手づくりの祭りで夏の夜を楽しんだ。
 ステージイベントでは、和傘の上で玉などを転がす大道芸「江戸大神楽」の丸一花仙さんのオンステージが行われ、縁起のいい芸に会場は盛り上がった。八坂ふれあい倶楽部による盆踊りの輪には住民も交じって体を動かした。
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