2019年8月18日(日)付

戦没者に花たむけ祈念式 松川中生「平和への思いこれからも」

 戦後74回目の終戦記念日に合わせ、松川村の恒久平和祈念式が15日、松川村西原の旧松香荘跡地広場で開いた。遺族や村議経験者、村や村議会関係者ら約90人が参加。第二次世界大戦で命を落とした戦没者の冥福を祈り、恒久平和への決意を誓った。式典では6日に広島県で行われた広島平和祈念式典に村の代表団として出席した松川中学校3年生の4人が、式典へ出席した感想を報告。「74年前に起きたことを他人事にしてはならないと感じた。平和への思いをこれから伝えていきたい」などと述べた。
乾杯!地ビール飲み比べ 松川村「山麓ガーデン」盛況

 松川村は11日、初めての「山麓ビアガーデン」を安曇野ちひろ公園で開いた。家族連れなど多くの来場者が、北アルプスを望むのどかな雰囲気の中で「乾杯」、冷たい一杯でのどを潤した。イベントには大町市の北アルプスブルワリーや白馬村のハクバ・ブルーイング・カンパニーなど大北・安曇野地域を中心に県内のビール工房4社が出店。お酒に合うおつまみのブースも並び、来場者が飲み比べ、食べ比べを楽しんだ。
キャンプで火災の対応学ぶ 大町市平海ノ口 子ども会育成会が親睦

 大町市平海ノ口子ども会育成会のキャンプが10日と11日、海ノ口公民館で開かれた。地区内の小中学生や保護者ら約30人が参加し、楽しみながら火災への対応を学ぶ防災訓練など、ユニークな企画で親睦を深めた。育成会のキャンプは少子化などの影響で一度途絶え約10年ぶりの開催。役員が子どもたちの交流の場として復活させようと計画した。住民の防災に対する意識高揚にもつなげようと、地元の市消防団第2分団1部の協力で訓練を盛り込んだ。
夏の星空魅力にふれる 大町で天体観望イベント

 天体観望イベント「夏の星座と惑星を見よう」が10日、大町市文化会館で開かれた。「大町エネルギー博物館友の会フォーマルハウト」の会員愛好家が、天体望遠鏡を屋外に並べ、子どもたちに星空の魅力を紹介した。参加者は最大200倍の望遠鏡をのぞき込み、月や木星などを観察。クレーターまでくっきりとした月の姿に「すごい」と驚いていた。
小中学生 自然の中で交流 白馬 子ども会育成会 3年ぶり 木流川周辺でキャンプ

 白馬村子ども会育成会連絡協議会(工藤哲男会長)は8日と9日、木流川周辺で「夏休みサバイバルキャンプ」を開いた。今年は好天に恵まれ、3年ぶりに屋外でのキャンプができ、本物の自然に囲まれながら生きる力を育み、異年齢の交流を深めた。子どもたちはグループに分かれ、ともに過ごす仲間と協力してテントを設営した。作業を通じ少しずつ打ち解け、和気あいあいとした雰囲気に。夜の活動ではグループごとの寸劇が披露され、盛り上がった。


輪になって踊り楽しむ 小谷「がったクラブ」夏祭り

 小谷村の学童クラブ「がったクラブ」は10日、小谷小学校で恒例の夏祭りを開いた。今年は地元の踊りグループ「幸泉会」が特別参加し、参加者に盆踊りを指導した。大人も子どももみんなで大きな輪になって踊りを楽しみ、夏休みの思い出を作った。会員の女性たちは「小谷甚句」と「炭坑節」を教えた。特徴ある所作のポイントを分かりやすく指導し、参加者はすぐに振り付けを覚えることができた。
トップページ 8月の一覧 ●当サイトに掲載の記事・画像の無断転載を禁じます。すべての著作権は大糸タイムス社に帰属します。
Copyright(C) 2007-2019 OHITO TIMES Co., Ltd. All Rights Reserved.