2019年8月21日(水)付

山雅サッカー間近で観戦 大町でトレーニングマッチ教室も

 大町市運動公園サッカー場で19日、サッカー松本山雅FCのトレーニングマッチ(TM)が行われた。J1で戦う山雅の選手たちを見ようと、大勢の地域住民が訪れ、声援を送った。TMの前には、地域の小学生を対象にしたサッカー教室が開かれ21人が参加した。元選手たちから受ける指導に子どもたちは興奮気味。一流のテクニックを間近に受け、ボールを追いかけていた。参加した小学生は「ボールを2個使う試合が変わっていて面白かった」と、教室を楽しんだ。鐡戸さんは「サッカーに限らず体を動かす楽しさを感じてほしい。チームには地元出身者が少なく、プロを目指す子どもたちが増えれば」と話した。
陸上男子400b全中挑戦へ 松川中3年 丸山祥太君健闘誓う

 松川村の松川中学校陸上部3年・丸山祥太君(14)は、21日から大阪市で始まる第46回全日本中学校陸上競技選手権大会の男子400bに出場する。初めての全中挑戦に「これまで練習に打ち込んできた。緊張しているが後悔しないプレーをしたい。まずは予選突破」と健闘を誓った。陸上部は8月5日と6日、丸山君を含め選手6人が新潟市で開かれた第44回北信越中学校総合競技大会にも出場。4×100bリレーでは惜しくも予選敗退。鈴木慎吾君(13)が2年生男子100bに挑み、自己ベストの11秒22で大会新記録を更新し、準優勝を果たした。
福祉学科設置見据え講演 池田の国際学院セミナーを一般公開

 池田町の専門学校「日本アルプス国際学院」は9日、一般公開の地域学習セミナーを初めて開いた。来春の福祉学科立ち上げを見据え「高齢社会の福祉人材づくり」をテーマに、県職員や地元福祉施設の経営者などが講演を行った。国際学院は来年4月には町教育会館も校舎に、介護福祉士などを養成する福祉学科を設置予定だ。地域に根差した学校運営を目指しセミナーを開催、約30人が来場した。
広域災害想定し医療連携 大町病院で関係130人が訓練 

 大北地域包括医療協議会は10日、広域災害を想定した医療訓練を大町市の市立大町総合病院で開いた。管内の医師会や市町村、消防署、病院などから約130人が参加し、実践的なシミュレーションを通じて、傷病者の救護体制を確認した。訓練は大北地域を震源とする最大震度6強の地震で、多くの傷病者が発生したという想定で実施した。各機関がブースを設け、それぞれのマニュアルを基に対応を実践。傷病者を模したカードを使い、災害現場からの救助、治療の優先順位を決めるトリアージ、応急処置、搬送などを行った。
子ども神輿 新調し軽量化 大町二ツ屋自治会運動会で披露

 大町市平の二ツ屋自治会(駒澤博郎自治会長)は今年、祭りの子ども神輿みこしを新調した。15日、二ツ屋生活改善センターで開いた運動会に合わせて、地域住民にお披露目した。同地区では9月の白山山王神社の例祭で、子どもが地区内を練り歩く子ども神輿が行われている。祭りでの子ども神輿は9月7日午後1時から、地区内を回る。参加した子どもは「金色がいっぱいあってかっこいい。お祭りが楽しみ」と話していた。
3羽は雄すくすく成長 大町山博 ライチョウふ化1カ月余

 大町市の大町山岳博物館は20日、同館付属園で先月14日にふ化した国特別天然記念物・ニホンライチョウのヒナ3羽がすべて雄だと発表した。ヒナ特有の「ピヨ、ピヨ」という鳴き声をあげ、食欲旺盛に自家配合飼料やリンゴ、小松菜を食べ、体重は徐々に増えているという。3羽のヒナは、ふ化直後から同じ育すう器で飼育し、今月16日からは飼育者の一室で過ごし、20日でふ化後37日目を迎えた。、現在は体重230?233c、背丈約20aに成長したという。羽はライチョウ特有の茶褐色と黒色、白色のまだら模様になった。換羽期が終わる11月ころには、ほぼ成鳥と同じ姿になるという。
トップページ 8月の一覧 ●当サイトに掲載の記事・画像の無断転載を禁じます。すべての著作権は大糸タイムス社に帰属します。
Copyright(C) 2007-2019 OHITO TIMES Co., Ltd. All Rights Reserved.