2019年9月14日(土)付

「白馬ガレット」専門職人に 村商工会クレーピエ養成講座


 白馬村商工会主催の「第12期HAKUBAクレーピエ養成講座」が今月開講した。地域資源を生かしたご当地食「白馬ガレット」を提供できる専門職人の称号を得ようと、県内外の宿泊施設や飲食施設の関係者ら13人の受講者が座学と実技で学びを深めている。受講者は「生地は白馬のそば粉、トッピングは地元産、白馬クレーピエが提供する」という、ガレットについての定義やクレーピエの心得をしっかりと心にとどめ、その一員になろうと決意を新たにした。
25年の音楽活動振り返る 松川の作家 永田浩幸さんCD制作

 松川村南神戸の作家・永田浩幸さん(59)は、自身が作詞した楽曲を収録した、初めてのCDアルバム「湖のある町」を制作した。25年にわたる音楽活動を振り返る大作に仕上がった。発売記念コンサートを10月6日、安曇野市の穂高交流学習センター「みらい」で開く。
建設業の魅力理解 池工2年生が現場見学会

 池田町の池田工業高校建築科の2年生約40人が12日、キャリア教育の一環で大北地域の建設現場を見学した。住民生活を支えるインフラ整備の重要性や仕事のやりがいなど、建設業の魅力に理解を深めた。小谷村の雨中バイパスでは生徒たちが、施工業者の案内で国道148号につなぐ第2トンネルの掘削工事や重機などを見学。職員が壁面が崩れないよう鋼材を支えるなど安全面の工夫を紹介。「25bプール73杯分の土砂が排出される」などと工事の規模を強調していた。
通り土間に咲く水彩の花々 大町下仲町「森の休息」西川まり子作品展19日まで

 大町市下仲町の「ホッと一息森の休息」(栗林佐千子代表)で19日まで、世界で一番小さな展覧会「西川まり子『花の絵画展』」が開かれている。透明水彩絵の具で描いた繊細で緻密、色鮮やかな花々が通り土間を訪れる人の目を楽しませている。若い頃から油彩を描いてきたが、より手軽で風合いや質感が好みや植物に合うと、水彩で花を描き始めた。スミレなどの野の花は西川さんの小さな庭にある植物を中心に、バラやユリなど生花店で作ってもらったブーケ、小動物などさまざまな題材をモチーフに描く。
川と湖、地元の魚販売 大町「淡水魚の日」にぎわう

 大町市漁業協同組合連絡協議会(長澤正彦会長)は7日、第33回「淡水魚の日」をザ・ビック信濃大町店正面入り口前で開いた。地元産淡水魚の消費拡大を目指し、竈かまど神社の例大祭に合わせて行っている販売イベント。市内の青木湖漁協、木崎湖漁協、北安中部漁協が、イワナ、ヤマメ、アユ、木崎マス、ヒメマス、シナノユキマスの活魚を水槽に用意。午前10時の販売開始を待つ人の列ができた。
小谷に秋の訪れ草紅葉=@栂池自然園見頃合わせ28日から祭り

 小谷村栂池高原の栂池自然園で、園内周辺の下草や落葉低木が色づく「草紅葉」が始まった。ナナカマドやダテカンバなども色づき始め、ひと足早い秋本番を感じさせている。同園は標高1900bの大自然に広がる、日本でも有数の高層湿原。秋は紅葉の名所として知られる。下草や落葉低木が色づく「草紅葉」で紅葉シーズンが始まり、秋の深まりとともにダケカンバの黄色、ナナカマドの赤、常緑のオオシラビソが、色鮮やかな紅葉の風景をつくり出していく。晩秋の初冠雪の時期には、雪と紅葉と緑の三段紅葉を楽しむことができる。
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