2019年9月17日(火)付

お年寄り生き生き≠ニ 「敬老の日」大北各地で催し 

 「敬老の日」の16日、お年寄りの労をねぎらう行事や高齢者が主体となって取り組むイベントなどが各地で開かれた。高齢化率が高い大北地域だが、積極的にまちづくり活動に参画する高齢者も多い。地域社会の一員であることを自覚する生き生きとした姿が各地で見られた。
 県長寿社会開発センター大北支部は、3世代が交流できる場「わくわく広場」を大町市のザ・ビッグ信濃大町店で初めて開いた。多くの子どもたちが会場に訪れ、普段体験しないシニア世代の昔の遊びなどを楽しんだ。
 カルタ大会、竹和紙の紙すき体験、ヨーヨーやこま回しなど昔の遊び体験など多彩なコーナーが設けられた。シニア層の社会参画を促そうと、県シニア大学大北支部OBなどの仲間約20人でつくる「今日、用をつけよう会」で企画を出し合い準備を進めた。
信州ワイン 白馬に集う 初企画サミット 飲み比べ楽しむ

 白馬村の白馬岩岳マウンテンリゾートで14日から16日まで、初企画「信州ワインサミットin白馬岩岳」が開かれた。県内の50余の名だたるワイナリーから約100銘柄が並んだ。初日から国内外の多数の来場があり、訪れた人たちは絶景を見ながら気に入ったワインの飲み比べを楽しんだ。
 通常のイベントなどでは紙コップで提供されるワインを、サミットではワイン購入時にグラス代金を預かり、返却時に代金を返すデポジット制を導入し、本格的なグラスワインで提供した。
 来場者は常駐するソムリエからお薦めのワインを聞き、こだわりの1杯を選んだ。注いでもらったグラスからワインの色や香りを楽しみ、視覚と嗅覚を刺激しながら味わうワインのおいしさを存分に堪能していた。
紅白分かれ競技に全力 白馬南小で校内運動会

 白馬村の白馬南小学校で14日、校内運動会が開かれた。絶好の好天に恵まれ、児童がこれまでの練習の成果を発揮し、全力の頑張りで各競技に挑んだ。
 全校児童は紅白に分かれて対戦した。はじめに応援団旗を掲げた代表に先導され、足並みそろえて堂々と入場行進。児童会長が「赤も白も協力しあって勝利をめざして頑張ろー!」と呼び掛けると、児童は元気よく「オー!」と返事を返し、応援合戦で気合を注入した。
 令和元年のスローガンは「仲間を信じて最後まであきらめず、勝利をつかみとろう!」児童はスローガンどおりに一人一人が頑張りを見せる個人種目、息を合わせる集団演技、リレーや騎馬戦など、最高の運動会にするためにすべての競技に全力で臨んだ。
親子触れ合い楽しく競技 池田「ポレポレ塾」が運動会

 池田町公民館の未就園児と保護者を対象にした家庭教育学級「ポレポレ塾」は13日、恒例の「ポレポレ運動会」を町総合体育館で開いた。約30組の親子が参加し、互いに触れ合いながら体を動かし、ダンスやさまざまな競技を楽しんだ。
 マットやトンネル、跳び箱などの障害物に繰り返し挑戦してシールを集める「大冒険」、箱やタオルの下に隠されたカードを集めるとブレスレット(お宝)がもらえる「おたからさがし」、段ボールで作られた動物の口に玉(ごはん)を投げ入れる「お変わり玉入れ」など、趣向を凝らした種目が行われた。
 初めて目にする障害物を前にすくんでしまう子どもたちもいたが、好奇心いっぱいに動き回り、会場には笑顔が弾けていた。
フライパンひとつで調理 松川すずの音クッキング教室

 松川村公民館は11日、すずの音クッキング「フライパンで簡単料理」をすずの音ホールで開いた。食育推進指導員の中牧美郎さん(72)を講師に、フライパンで簡単にできる料理を作った。
 ボルドー(フレンチ)風鶏肉の赤ワインソース煮込みとハヤシライスを作った。バターや赤ワイン、ブイヨンなどを使い、焼いて煮込むだけの手軽さで、スピーディーに完成させた。
親子で楽しむスポーツ吹矢 大町北小でレクリエーション

 大町市の大町北小学校で11日、親子レクリエーションが行われた。2年生44人と保護者らが、スポーツ吹矢とドッヂビー(布製のフライングディスクで行うドッジボール)で交流。お母さんお父さんと取り組む競技に子どもたちは声を上げて大はしゃぎ。親子の絆を深め、楽しんだ。
 日本スポーツウエルネス吹矢協会大町北アルプス支部の会員らが講師となり、親子で楽しむスポーツ吹矢を教えた。児童たちは自分の身長と同じぐらいの長さ約120aの筒を持ち、保護者に支えてもらいながら的を狙った。
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