2019年9月22日(日)付

安全運転♀閧「込めつづる 大町交通少年団が「レター作戦」

 「交差点はよく信号を見て通りましょう」「ぼくたちが歩いています。せまい道では歩行者に気を付けて」と、交通安全への願いを込めた。大町市の大町地区交通少年団は、「秋の全国交通安全運動」初日の21日、手紙でドライバーに啓発する「レター作戦」を大町署や市内幹線道路で実施した。交通安全を呼び掛ける手紙を団員がつづり、交通事故の無い安心安全な地域への願いをドライバーに託した。
 手紙は、同市の国道147号・高瀬上橋東のチェーン着脱所に開設された交通指導所でドライバーに手渡した。署員や大町地区交通安全協会員らと協力し、「秋の全国交通安全運動です。安全運転でお願いします」と、道路を利用する車に呼び掛けた。
野生のスズムシ音色堪能 松川 生息地散策ナイトツアー

 松川村観光協会は20日夜、村のシンボル・スズムシに親しむ「すずむしヒーリング・ナイトツアー」を生息地の西原地区で開いた。県内外から家族連れなど約30人が参加し、ちょうちんを手に田園の中を散策しながら、野生のスズムシが奏でる音色を楽しんだ。
 参加者は協会事務局長の武田和巳さんの案内で、「求愛のために雄しか鳴かない」「環境に優しい農業で保護する」などスズムシや地域の取り組みに理解を深めながら、涼しげな音色に耳を傾けていた。
「雪を守ろう」笑顔で訴え 白馬高生呼び掛け 気候変動抑止へパレード

 地球温暖化など気候変動の抑止を訴える世界的なデモ活動「グローバル気候マーチ」が20日、白馬村でも行われた。白馬高校2年生の有志3人が呼び掛けて実現。パレードには村内外から約120人が参加し、美しい自然環境を未来に残すためにアクションすることを訴えた。
 参加者は「来た時よりも美しく」「雪を守ろう」「Just take action(今行動しよう)」などのメッセージを書き込んだ手作りのプラカードを手に、JR白馬駅から村役場までデモ行進した。。子どもから大人、外国人などさまざまな人々が笑顔で歩き、道行く人にメッセージを呼び掛けた。
小谷の冷泉でちまき作り 地元料理名人に技術学ぶ

 小谷村中土の観光交流センターやまつばきを会場にこのほど、「ちまき作り講習会」が開かれた。中土地区の料理名人・相澤あや子さんを講師に、地元の冷泉「松葉の湯」を使ったちまきの作り方を学んだ。
 相澤さんはもち米を入れる笹の葉の折り方のこつや分量、イグサを使ったちまきの縛り方などの工程を一つ一つ丁寧に伝授。達人が手際よく作る見本と違い、参加者は形づくるのに苦労していたが、少しでも上達しようと真剣な表情で学んでいた。
天然香で匂い袋づくり 池田にぎわい 寺住職婦人講師に

 池田町2丁目のシェアベースにぎわいで18日、「お寺なマダムと匂い袋作り」が開かれた。成就院の住職婦人である夏目由香里さん(59)=広津=を講師に、天然香で匂い袋を作った。
 白檀をベースに、桂皮や山奈、安息香など、粉末状になった12種類の植物系原料から、お好みの香りを選んで自由にブレンドした。参加者らは、香りを一つ一つ確かめながら、異なるブレンドを複数作り、小さな袋に詰め込んだ。
 会場には和の香りが漂い、作業はリラックスした雰囲気の中で行われた。参加者は「すごく楽しくて、香りでリラックスできた。車やカバンの中に入れておきたい」と満足していた。
秋の行楽「安全運転で」 大町署と糸魚川署 道の駅小谷に交通指導所

 大町署と新潟県糸魚川署は20日、秋の全国交通安全運動(21〜30日)に合わせ、小谷村の「道の駅小谷」に交通指導所を開設した。秋の行楽シーズンを前に、観光客やトラックなどが多く行き交う国道148号を利用するドライバーへ向け、安全運転を呼び掛けた。
 両署員、大町地区交通安全協会、糸魚川安協、両県・市村職員など関係者約60人が参加し、白馬村方面に向かう車は長野県側の出席者、糸魚川市方面は新潟県側の出席者が担当した。交通安全を啓発するチラシやポケットティッシュの他、長野県側は「交通安全まなーアップ≠驕vと添えたリンゴ、新潟県側は「ルール守って事故なし(ナス)で!」と願いを込めた丸ナスを手渡した。
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