2019年10月17日(木)付

20年節目のバチ振るう 小谷太鼓が記念公演

 小谷村を中心に各地で演奏活動を行う太鼓グループ「信州小谷太鼓」(北村哲也代表)は13日、発足20周年記念公演を小谷小学校で開いた。会場には子どもから大人まで約350人が小谷太鼓の演奏を楽しみに訪れた。テンポの速い曲やゆったりとした曲など、小学生から大人まで小谷太鼓に所属する全員が大迫力の音と勇壮な姿を観客へ届けた。最前列で演奏を聴いた1年生は、「すごかった。おなかにズンズンと響いた」と話し、大迫力の演奏を楽しんでいた。
ものづくりの楽しさ体験 池工で文化祭一般公開

 池田町の池田工業高校は16日、第57回池工祭を開いた。生徒たちの学校生活の成果を一般に公開し、来場者が展示作品の鑑賞や工業品の製作体験などを通じて、ものづくりの楽しさにふれた。生徒たちは「Challenge?未知への開拓?」をテーマに展示を企画した。機械、電気情報システム、建築の3科による工業科展では、金属加工による文鎮作りや建築の技を生かしたマイ箸作りなど、工業高校ならではの体験も行われた。
令和に不戦の誓い新た 池田町で戦没者追悼式

 池田町は11日、戦没者追悼式を町交流センター「かえで」で開いた。遺族や行政関係者、地域住民など出席者約40人が、太平洋戦争の犠牲となった町関係者403柱の冥福を祈り、不戦の誓いを新たにした。式典では出席者が戦没者に黙とうをささげ、慰霊の標しるしに献花した。
「音楽で元気を」エール込め 大町市民吹奏楽団節目の定演

 大町市民吹奏楽団(澤田佳子団長)は13日、第25回定期演奏会を市文化会館で開いた。四半世紀の節目に、元気あふれるようにとエールを込めた音楽をホールに響かせた。東日本大震災の被災地復興を願ってつくられた「J―BEST〜日本を勇気づける名曲たち〜」では、前夜に日本を襲い大きな被害をもたらした台風19号の被災者に思いをはせ、「お見舞いとともに音楽で元気を届けたい」という願いを込めて音を響かせた。
見て触って秋の自然体感 白馬の木流川「親しむ会」が観察会

 白馬村農政課と環境保全活動に取り組む有志でつくる「木流川と親しむ会」はこのほど、恒例の「秋の木流川観察会」を開いた。地元の小学生や未就園児と保護者ら多数が参加。秋の深まりゆく木流川沿いの林を散策し、落ち葉や木の実を見て触れて採集して、ものづくりを体験。自然豊かなふるさとの秋の恵みを堪能した。
「金を出せ」実戦で防犯 大町署松川郵便局で強盗訓練

 大町署は「秋の全国地域安全運動」期間中の16日、強盗訓練を松川村の松川郵便局で行った。村内や周辺地域の郵便局職員約40人が参加し、強盗に扮ふんした警察官が押し入る実戦さながらの訓練で、防犯意識の高揚を図った。訓練では犯人役一人が、ナイフを手にカウンターを乗り越え、職員を人質に「金を出せ」などと大声で脅迫、現金を奪い取り別の犯人役が運転する車で逃走した。職員たちは警察に通報したり、カラーボールを持って追いかけたりなどと対応。駆けつけた警察官に、犯人の服装や体格など特徴を伝えていた。
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