2019年10月20日(日)付

サツマイモ掘り歓声 小谷村保育園児が収穫体験

 小谷村保育園の年中・年長園児は17日、同村峯地区の宮沢治男さんの畑で、サツマイモの収穫を体験した。自分の顔のように大きい、丸々と育ったサツマイモを掘り出し、歓声を上げた。
 園児は収穫前に宮沢さんが切ったサツマイモのつるや葉っぱを片づける作業から手伝った。掘りやすいように整頓されると、一列になって畑に入り、いよいよ収穫を開始。わくわくしながら掘り進め、サツマイモの姿が見えると力いっぱい引き抜いた。園児たちは「大きいね、すごいね」と驚きながら、実りの秋を体感していた。
山雅に学ぶボール遊び 松川南保 園児バルシューレ体験

 サッカー松本山雅FCは18日、ドイツ発のボール遊び「バルシューレ」の体験教室を松川村の松川南保育園で開いた。年長児33人がボールを投げたり転がしたりと、体を動かす楽しさを学んだ。
 教室にはNPO法人・松本山雅スポーツクラブのチーフで元選手の今井昌太さん(35)とスタッフの金子美咲さん(24)が講師として参加。遊びを通じてスポーツの基本や体づくりを身につける、幼児対象の運動プログラムを実践した。
 園児たちはゴム製のボールを空中でキャッチしたり、足に挟んで駆けまわったりと遊びに夢中。相手陣地により多くボールを投げ込むゲームにも挑戦し、勝敗に一喜一憂していた。
山博の自販機にライチョウ 大町 地域おこし隊員が塗装しPR

 大町市の地域おこし協力隊員が大町山岳博物館に設置された自動販売機の塗装を始めた。同博物館でも飼育繁殖が行われている国天然記念物のニホンライチョウの絵などを施し、山岳都市大町市をPRしていく。12月中旬に完成予定だ。
 自販機は、市上下水道課が企画製造するペットボトル飲料水「信濃大町湧水」を販売するために市内3カ所に設置した。制作に取り組んでいるのは、今年市の協力隊員となった北アルプス国際芸術祭事務局のまちづくり交流課に所属する、前職の建築関係の仕事で壁画制作に携わるなどの経験がある中久祭さんとイラストレーターをしていた貝津由香さん
親子でハロウィーン気分 大町公民館 すくすく広場に18組

 大町市の大町公民館が開く未就園児とその保護者を対象とした親子教室「すくすく広場」は17日、「ハロウィーン」を楽しんだ。親子18組が参加。31日のハロウィーンを前に、オリジナルの仮装衣装でお祭り気分を満喫した。
 近年日本でも仮装の祭りとして親しまれる秋の行事を身近に感じ、親子で楽しい時間を過ごしてもらおうと企画した。水色、黄色、オレンジ色の3色のポリ袋をベースに、ペンやシール、毛糸、リボンなどで思い思いに飾りつけ、手作りした。
園児お買い物ゲーム≠ナ食育 大町 はなのき年長児市内店舗で

 大町市のデリシア大町店(小西良仁店長)で16日、地元の子どもたちを招いた食育の取り組み「5DAYS(ファイブ・ア・デイズ)『たべるのおはなし教室』」が開かれた。はなのき保育園の年長児29人が、栄養士の話やDVD鑑賞、お買い物ゲームなどで学んだ。
 5DAYSは、アメリカで始まった健康のために野菜や果物をたくさん食べようという趣旨の運動。デリシアでは10年ほど前から取り組み、未就学児や小学生を対象に年齢に応じた食育教室を実施する。
 子どもたちは「緑の野菜」「実を食べる野菜」など4種類の野菜を探して、班内で相談し合いながら購入した。予算オーバーではやり直しとなり、頭を悩ませながら楽しんでいた。
遷宮祭前に工事終えお披露目 大町市社 国宝・仁科神明宮で見学会

 大町市社宮本地区の国宝・仁科神明宮で20年に一度の遷宮祭を控え、市文化財センターと社公民館は19日、見学会を開いた。本殿屋根の葺き替えなど造営修理工事がほぼ完了し、生まれ変わった文化財の姿がお披露目された。
 参加者は文化財センターの調査指導員・島田哲男さんの案内で、伝統の檜皮葺の本殿などを見学した。「檜皮葺とこけら葺きの違いは」などと質問し、島田さんが「こけら葺きはサワラの薄板を使う。檜皮葺は山国の文化。樹齢80〜100年の貴重なヒノキの皮を使う」と答えていた。
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