2019年10月31日(木)付

登山の安全と文化広め50年 大町の県山岳総合センター 

 大町市の県山岳総合センター(杉田浩康所長)が今年、創立50周年を迎えた。昭和44年の開設以来、県の教育機関として健全な登山活動や山岳遭難事故防止、自然保護思想の普及など安全登山の啓発に取り組んできた。登山の形態や装備、意識が変わりゆく中、時代のニーズに応えた講座を開き続け修了者は延べ3万人に迫る。今後も「安全で楽しい登山」の普及に力を入れる。センターは平成24年に県山岳協会が指定管理者となり、従来からの「安全登山講座」を大幅に増やした。現在、受講者の6割は県外からで、都市部で暮らす人へ安全な登山の知識や技術を指導する。
仮装披露し異国文化体感 小谷村保育園 ハロウィーンお楽しみ会

 今年もハロウィーンの季節がやってきた。小谷村保育園では29日、ハロウィーンにちなんだお楽しみ会が開かれ、園児たちが思い思いの仮装をしたりダンスをしたりして、異国の文化に楽しみながら親しんだ。。お楽しみ会では、園児の英会話教室で指導している「公営おたり塾」のスタッフが来園。英語であいさつを交わし、一緒に英語ダンスを踊りながら、ハロウィーンの雰囲気を体感した。
スイートポテトで旬満喫 松川・スマイルきっずクラブ 親子協力秋のクッキング

 松川村の未就園児の親子を対象にした社会教育関係団体「スマイルきっずクラブ」(相澤みさき代表)は28日、秋のクッキングをすずの音ホールで開いた。旬のサツマイモを使って、スイートポテトを作った。クッキングでは、サツマイモをつぶしたり、材料を混ぜたり、成形するなど一連の作業を親子で行った。
自主避難計画の行動確認 池田堀之内で土砂災害訓練 

 土砂災害警戒区域にかかる池田町堀之内の自主防災会などは27日、独自に土砂災害防災訓練を実施した。10月に作成した土砂災害対応の自主避難計画を使いながら、同計画の実効性や土砂災害から住民を守る体制を確かめた。住民や消防団、町関係者ら約200人が参加。総雨量が100_を超え、警戒レベルが5段階のうち4に達した状況を想定し行われた。隣組単位による安否確認から始まり、堀之内公民館に災害対策本部を立ち上げ情報取集。避難所も開設するなど非常事態にとるべき行動について確認していった。
芸術の秋 創作通し交流 大町「陶芸の家」で市民向け教室

 大町市東町の作陶施設「陶芸の家」で26日と27日、市民を対象にした陶芸教室が開かれた。教室は、日ごろ体験する機会が少ない陶芸を通じて、幅広い世代の交流を深めてもらおうと毎年開いている。両日あわせて約20人が参加。「芸術の秋」に創作活動に打ち込みながら参加者や陶芸の家会員が交流した。
信州ゆかり現代美術39点池田 ビエンナーレ

 池田町の北アルプス展望美術館(池田町立美術館)で11月4日まで、「?19信州現代美術展ビエンナーレ」が開かれている。「明日を開く―27作家のメッセージ―」と題し、現代美術と向き合う信州ゆかりの作家27人による力作39点を一堂に展示する。アクリルや油彩、コラージュ、版画、陶、木など、さまざまな手法と画材で、抽象・具象を問わずに創作された大作がそろう。
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