2019年12月26日(木)付

充実した冬休みに期待 大北各地小中学校で終業式

 大北地域の多くの小中学校で25日と26日、2学期の終業式が行われている。文化祭やマラソン大会など行事が目白押しだった学期を終え、約2週間の冬休みへ。児童生徒は長期休暇の過ごし方の注意点などを聞き、充実した冬休みになるように胸を膨らませている。大町市の大町西小学校(吉澤清校長・全校生徒255人)は25日、体育館で終業式を行い、1年生と4年生が2学期を振り返り活動発表した。「友達と遊ぶ」「スキーが楽しみ」「家族とゆっくりしたい」と、地区の行事やお年玉など楽しみがいっぱいな冬休みに心を躍らせた。
3年生にそば打ち認定証 八坂中の9人技能習得

 八坂中学校(平林伸一校長)では終業式があった25日、3年生9人に「そば打ち技能認定証」を授与した。3年生は同校の「ふるさと学習」で種まきから収穫、そば打ちを学ぶ「そば学習」に3年間取り組み、そば打ちの技能を習得。八坂伝統のそばに認識を深め、技能を役立てることに思いを込め、認定証を受け取った。12月には地域住民を講師にそば打ち技能実習を行い、自分たちで育てたそばの味を確かめた。
「SDGs」身近な世代に学ぶ 小谷中で白馬高生が講話 

 小谷村の小谷中学校(加藤好章校長)は24日、白馬村で「グローバル気候マーチ」に取り組んだ白馬高校生3人を招いた特別講話を行った。小谷中で取り組んでいる「SDGs(環境・社会の持続可能な開発目標)」に向けて、中学生たちは身近な世代の高校生が具体的な行動に取り組んでいる姿に学んだ。は国際観光科2年の3人は、「(運動が)楽しかったから取り組んでいる。身近にできるおしゃれな対策がもっとある」とし、マイストローなどの取り組みを訴えた。
「だれでも」集い介護予防 白馬 初の「サロン」でものづくり

 白馬村の白馬ヤフーベースを会場にこのほど、初企画「だれでもサロン」が開かれた。村地域包括支援センターが、介護予防事業を展開する中、高齢者が住み慣れた地域で生き生きと過ごすことができるように、地域住民が誰でも参加できる集いの場をつくっていくことを目的に企画した。初回から多数の参加があり、ものづくりや茶話会で盛り上がった。。不用となったパンフレットやチラシを村から提供してもらい、部品を作成。素材を組み合わせて折り込みながら、箱やペン立てなどの作品に仕上げた。
大きな声出し楽しく運動池田「にぎわい」でエクササイズ

 池田町2丁目の「シェアベースにぎわい」で、「声と体のエクササイズ」が「にぎわいカルチャースクール」の一環として毎月開かれている。運動指導員の胡桃沢喜美子さん=2丁目=が指導する、声と運動を組み合わせたエクササイズが評判だ。参加者は50?70代が中心。和気あいあいとした雰囲気で、笑いが絶えない。10回以上参加しているという70代の女性は「体の使い方や呼吸の仕方などを教えてくれて、声を出しやすい。楽しい」とはつらつとした表情。
感謝込め駅舎きれいに 大町白馬リトルが清掃奉仕

 大町市を拠点に活動する少年野球チーム「大町白馬リトルリーグ」は22日、年末恒例の地域奉仕活動をJR大糸線信濃大町駅で行った。選手と指導者、保護者計約30人が一年間お世話になった地域への感謝を込めて、駅舎の清掃に汗を流した。小学2〜5年生の17人が所属するチームで、一年の活動の締めくくりとして、地域の玄関口である大町駅の清掃を行った。野球で培ったチームワークを生かし、駅舎の窓ガラスや入口の案内表示を協力して磨いていた。
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