2020年1月14日(火)付

地域防災に気持ち新た 大町 出初式園児も呼び掛け

 大町市の令和2年消防出初式が12日、市内で開かれた。市消防団や赤十字奉仕団、自主防災会、北アルプス広域消防本部など、地域の消防防災に関わる団体が出席。式典や市中央通りでパレードを行い、地域の安心安全に気持ちを新たにした。。市内の園児たちでつくる市幼年消防クラブの園児たちも拍子木を叩きながら「火の用心」と大きく声を出して行進に参加し、元気の良い姿を見せていた。
理事長に山氏新体制始動 北アルプス青年会議所 「地域活性化の礎を築く」

 今月1日に大町青年会議所から名称を新たにした「北アルプス青年会議所」は11日、新年祝賀会を大町市大町温泉郷の緑翠亭景水で開いた。山典和・第38代理事長(34)=大町市、山司法書士事務所=率いる新体制をお披露目し、スローガンを「地域活性化の礎を築く?意識の変革?」と掲げた。所信を表明し、「一人でも多くの人が地域に愛着を持ち、安心して生活ができるように地域活性化の礎を築く」と重きを置いた。
海国の子スキー楽しむ 小谷村 千葉県白子町から120人

 小谷村と姉妹都市提携を結ぶ、千葉県長生郡白子町の小中学生によるスキー交流会が11日から13日まで、小谷村の白馬乗鞍温泉スキー場を会場に開かれた。。今年は25年の節目と、令和初の実施というめでたい節目となり、小学4年生から中学2年生まで過去最多の120人が参加。絶好のスキー日和に恵まれ、海国の子どもたちが雪国の自然に親しみながらスキーの楽しさを体感した。
餅つき日本の食文化体験 しろうま保育園 新年の会食会

 白馬村のしろうま保育園で10日、新年最初の行事「餅つき誕生日会・お節料理会食会」が開かれた。園児が昔ながらのきねを使った餅つきを体験し、給食でおせち料理とともに味わいながら、古くから伝わる日本の食文化に親しんだ。もちつき大会は、園児が友達と協力して、重いきねを懸命に振るった。周囲の友達も大きな声援を送り、伸びの良い真っ白なもちがつきあがった。
鳥追いで豊作祈る小正月 池田・陸郷 伝統行事に住民総出

 池田町陸郷の登波離橋愛護会(藤松守会長)は12日、木板をたたいて豊作を祈る小正月の行事「鳥追い」を行った。10年ほど前に復活させた伝統行事に住民が総出で参加し、地区を彩るサクラなどの満開を祈願した。住民約30人が手に羽子板と木づちを持って早朝から参加。有明、小実平、宮ノ平の3集落を巡り、羽子板をたたき鳴らし「ホンガラホーイ、きびの鳥もたっとくれ」「いちにこ、ににこ、さんにこ、さくら」と鳥追い歌を歌った。
思い思いに繭玉づくり 池田保 園児お年寄りと交流

 池田町の池田保育園(笠井幸江園長)は10日、同町老人クラブ連合会(太田洋介会長)と、恒例の繭玉づくりを行った。年少から年長児まで約100人が、通園区域の会員12人と交流しながら、小正月の伝統行事に親しんだ。年長児のクラスでは、昔の風習をなぞった繭の形をはじめ、野菜や動物、乗り物などのユニークな形を想像力豊かに作った。出来上がった繭玉を、次々と柳の枝に飾り付けた。会員らは「おいしそうだねー」「何つくるの?」などと話しかけ、園児たちも打ち解けた様子で懐いていた。
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