2020年1月30日(木)付

雪不足などで観光低迷 大町市協会緊急会議で対策要望へ

 雪不足や新型コロナウイルスの肺炎などによる観光事業への影響を懸念し、大町市観光協会は29日、緊急の正副部会長会議を市役所で開いた。市内観光業の現状報告などが行われた。現状をふまえ、中小企業への支援や観光宣伝強化など経済対策を行うよう市へ要望することを決めた。会議には、スキー場事業者や大町温泉郷の宿泊施設、旅行業者など協会役員ら9人が出席。雪不足が影響し、市内スキー場は営業できない日が続いたり利用者が減少していること、大町温泉郷宿泊施設の宿泊率やタクシー利用もともに減少していることなどが報告された。
受験シーズン願掛けて 松川すずの音神社手作り

 松川村すずの音ホールの出入口付近に、絵馬をまつる「すずの音神社」がお目見えし、訪れた人たちが願掛けをしている。受験シーズンに合わせて、公民館職員らが手作りしているもので、鳥居やこま犬が来館者を迎える。、子どもたちの新年の決意がうかがえる絵馬も多い。
多文化にふれ国際理解 小谷中生東大留学生と交流

 小谷村の小谷中学校で27日、東京大学からスキー講習会で村を訪れている外国人留学生と中学生との交流会が開かれた。今年は東大で学ぶアジアやヨーロッパ出身の14の国と地域から約30人が来校。全体交流会での歓迎式と、1年生主催の交流会が行われ、国際理解を深めた。一行は全校生徒の盛大な拍手と1年生による太鼓演奏で歓迎を受けた。生徒会長の萩原さんが英語で歓迎のあいさつをした。
3色「まゆ玉」枝飾る 大町市平公民館 親子教室で年中行事

 大町市平公民館・女性未来館ピュアの親子教室「ひよこクラブ」は28日、「まゆ玉作り」を行った。北原町の平林信子さん(82)の手ほどきで、白・桃色・緑色の3色のまゆ玉を作り、ヤナギなどの枝に飾った。この日は、米粉をお湯で練った生地を蒸して色付けし、棒状に伸ばして切り、小さく丸めたものを、ヤナギやミズキの枝に刺した。親子は「ころころしてね。」と一緒に作業した。
薪ストーブ安全に使って 池田山風舎で焚き方講習会

 池田町会染のストーブ&クラフトショップ山風舎(曽根大史代表)は、効果的で安全な薪まきストーブの使い方を紹介する「薪ストーブの焚たき方講習会」を開いている。27日は薪ストーブユーザー約20人が参加し、プロのアドバイスに耳を傾けた。スタッフの小林重雄さんが、煙導火災の原因や煙と薪ストーブの関係性、薪の作り方や保管の仕方などについて、実演を交えながらポイントを伝えた。
地域おこし協力隊とWS 池田活動発表や意見交換  

 池田町は25日、町交流センターかえででワークショップ(WS)「地域おこし協力隊と考える池田町」を開いた。町の協力隊員による活動事例の発表と、協力隊員と参加者とのワークショップの2部構成で、町内外から30人が参加した。後半のワークショップでは、「空き家問題」「子ども達に手渡したい環境」など5つのテーマでグループに分かれて、隊員と参加者が町について意見を交わした。
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