2020年1月31日(金)付

「水育」県内初の学習展開 サントリー 大町南小でプレ授業

 大町市常盤の西山地区で「サントリー天然水」大町工場を操業するサントリーは新年度、小学生を対象にした独自の学習プログラム「『水育』出張授業」を県内で初めて展開する。2月の授業申し込み開始を前に、大町南小学校で30日、プレ授業が行われた。子どもたちはサントリーの水育講師を先生?に、水を育む自然を守り、未来に水を引き継いでいくために自身ができることを考えた。
20分の1「特急あずさ」再現 池工生と地元企業2年かけ製作

 池田工業高校の生徒と地元企業が、2年間を掛けて製作した鉄道模型が完成した。20分の1サイズの精巧な「特急あずさ」で、実際にレールの上を走行する。ものづくりの魅力を地域住民に知ってもらおうと、町交流センターかえでに展示用として寄贈する予定だ。車体はアルミ製、台車は鉄製で重量が計12`。実物の仕様を調べ、シートやライトまで忠実に再現した。
難コース旗門に挑む 白馬 八方リーゼン大会に600人 

 アルペンスキーの大会、第74回「八方尾根リーゼンスラローム大会」は30日、白馬村の八方尾根スキー場で開幕した。国体より長い歴史を誇る「日本一の草レース」と称される大会に、雪不足とされる中でも国内外から延べ約600人の選手たちが参加。栄光のバッヂを目指し、屈指の難コースを滑った。、若者から超ベテランまでそれぞれの世代の選手たちが全力を尽くした。ゴールでは「栄光」のバッヂや完走賞が手渡され、温かな豚汁に舌鼓を打っていた。
人口減少対策柱に概要 松川村 第7次総合計画の説明会

 松川村は29日、令和2年度から10年間の行政運営指針となる第7次総合計画の第1回住民説明会を細野会館で開いた。少子高齢化などによる地方の疲弊が全国的な問題となる中、村側が人口減少対策を柱に令和11年の人口目標を9300人とする計画案の概要を示した。説明会には会場周辺地域の住民約30人が出席。「農業が主体の村。遊休農地を活用してほしい」「温暖化への対策や社会の情報化に対応した施策を」などの意見が上がった。
イタヤカエデ樹液採取へ 小谷 中谷開発委冬恒例の作業

 小谷村中土の中谷開発委員会(太田武彦会長)の冬の恒例事業の、メープルシロップの原料となるイタヤカエデの樹液を採取する活動が今シーズンも始まった。25日は里山で装置の取り付け作業が行われ、併せて初会合を開き、本年度の活動方針について意見を交換した。
雪不足世界へSOS=@白馬高生気候マーチ企画 岩岳で2月2日

 白馬村の白馬岩岳スノーフィールド山頂スカイアークで2月2日、日本の良質なパウダースノーを守り、気候変動の抑止を訴える「気候マーチin白馬岩岳」が開催される。白馬高校生3人が中心に企画し、昨年9月に続き2回目。記録的な雪不足に見舞われる中、「SaveOurSnow(SOS)」を掲げ、気候変動により雪が少ない現状を日本だけではなく世界に向けて訴える。
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