2020年2月23日(日)付

100日前イベントにぎわう 信毎メディアガーデン WSにトークセッション

 大町市内を現代アートで飾る北アルプス国際芸術祭(実行委員会主催、委員長=牛越徹市長)の第2回開催(5月31?7月19日)まで100日に迫った22日、松本市の信毎メディアガーデンでプレイベントが開かれた。芸術祭ビジュアルディレクターを務めるデザイナー皆川明さんのワークショップ(WS)やトークイベントなどに県外含め多くの来場があり芸術祭への関心の高さが伺えた。
栂池ロープウエー運行開始 早期営業 BC客増加受け

 小谷村の栂池高原スキー場上部と栂池自然園を結ぶ栂池ロープウエーは、22日に運行を開始した。ゲレンデ外の雪山を滑るバックカントリー(BC)の需要増加を受け、昨年より10日早い運行開始。午前8時半の営業開始とともに大勢のBC客らがロープウエーに乗り込み、大自然の開放感と良質な雪原を目指した。。標高約2200bの天狗原での滑走や北アルプスを望む自然園の散策など、雄大な自然を楽しみにスキーやスノーボード、スノーシューの愛好家らが毎年多く利用する。
笑いと感動の手作り舞台 松川劇団すずの音定期公演 

 松川村の住民らでつくる劇団すずの音(梨子田芳正代表)は16日、第19回定期公演「雪の女王」をすずの音ホールで開いた。約120人が来場し、手作り感のある心温まる劇に魅せられた。アンデルセン童話「雪の女王」の原作を、劇団風にアレンジした。悪魔や山賊、トナカイなど、個性的なキャラクターたちがコミカルな演技で舞台を盛り上げ、主役などを熱演した子どもたちが存在感を放った。
子どもの感性書で表現 池田 短歌、俳句、詩の公募展 

 定型にとらわれない俳句を提唱した池田町出身の作家・浅原六朗にちなんだ恒例の公募展「子どもがつくる短歌・俳句・詩」の入選作品が、池田町交流センターかえでに展示されている。町内の小・中・養護学校4校から応募のあった526点の内、選ばれた50点が並ぶ。、子どもたちの自由な発想と感性で表現された言葉が、美しい書体でつづられ、華やかな和紙で彩られている。
山小屋存続へ課題共有 北ア協会が総会団結確認

 長野、岐阜、富山の3県を中心とした山小屋でつくる北アルプス山小屋協会(松沢貞一会長)は20日、本年度の総会を大町市大町温泉郷の立山プリンスホテルで開いた。山小屋への物資輸送を担うヘリコプター会社の事業縮小や、増加する外国人登山者への対応、人員不足など、山小屋の存続に関わる喫緊の課題とし、国への要望書提出を視野に入れ協会の団結を確認した。
白馬の丸野さんアクリル画60点 安曇野縁縁 26日まで「心温まる世界」

 安曇野市穂高有明の「カフェ&ギャラリー安曇野縁縁」で26日まで、白馬村の画家「光風」・丸野兼俊さん(64)による作品展が開かれている。「心温まる世界」をテーマにしたアクリル画やオブジェなど約60点が並ぶ。丸野さんは、愛好する音楽や北アルプス山麓地域の景観をモチーフに、心象風景を描いた幻想的な作品が特徴だ。青を基調に夜空から湖面に流れ落ちる2本の滝を描いた「二重奏」は、大町市の青木湖をイメージした。
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