2020年3月7日(土)付

先生たちユーチューバーに 休校中「元気アップ」願い 美麻小中から動画配信

 大町市美麻の義務教育学校・美麻小中学校は、休校中(新型コロナウイルス感染防止対策)の子どもたちの運動不足を心配し、同校関係者が考案した「元気アップ運動」の動画配信を始めた。運動不足解消や新型コロナウイルスに負けない体力づくりを願い、同校の教職員が動画に出演し実践している。動画配信サイトYouTubeで公開している。。同校では平成23年から、水曜日を除く毎朝、「元気アップ運動」をしてから授業に入る伝統がある。そこに着目し、運動不足解消とともに、子どもたちが学校とつながることができるアイテムとして動画の配信を決めた。
LGBT理解へ虹色装飾 五竜フェス中止も白馬から発信

 6色の虹は多様性のシンボル―。白馬村のエイブル白馬五竜エスカルプラザで、LGBT(性的少数者)への理解と多様性への理解を訴える装飾が館内を飾っている。新型コロナウィルス感染防止の影響を受け予定されていたイベント「白馬レインボーフェスティバル」は中止となったが、「国際的に注目される白馬から発信したい」と館内を飾った。中止となったフェスティバルは、人々の多様性や価値観を虹の架け橋でつなぐことを地域内外に発信しようと企画。担当者は「白馬はいろんな人が集まる場所。フェスのために来訪を予定していた外国人もいる。中止は残念だが、少しでも伝えられたら」と話していた。
BC客やハイカー雪求め 栂池ロープウエー運行開始 

 2月22日に運行を開始した小谷村の栂池ロープウエー。栂池高原上部の良質な雪や大自然の開放感を求め、多くのバックカントリー(BC)客やスノーシューハイカーが利用する。運行開始から1週間が過ぎた29日、天気は晴れ。午前8時半の第1便にはBCスキーヤー・スノーボーダー、自然園の散策を楽しむスノーシューハイカーが大勢乗り込んだ。
人と人つなげて移住促進 大町市協働会議 パンフ掲載協力店・者募集

 大町市定住促進協働会議は、移住・定住を考える人に大町の暮らしや地域の情報などを紹介する協力店・協力者を募集している。協力店・協力者はパンフレットに掲載され、移住セミナーや窓口相談などで活用される。担当者は「人とのつながりを広げて移住・定住に結び付ける取り組み。多くの人に協力してもらいたい」と話している。パンフレットには現在24件が掲載されている。宿泊施設や飲食店、建設会社、移住者などで、それぞれの立場から大町での暮らしや移住相談、大町の魅力発信など、大町への移住・定住促進に協力する。
事故・違反防止成果で金賞 大町の「北安陸送」優秀事業所に

 自動車安全運転センターが発行する運転記録証明書を活用し、交通事故・違反防止に成果を上げたとして、大町市の運送業「北安陸送」(丸山照二社長)が同センター理事長と県警本部長連名の優秀安全運転事業所表彰金賞を受賞した。3日に大町署で伝達式が行われ、波多腰功署長が同社の丸山喜代治専務(61)に表彰状を手渡した。同社は平成28、30年に続き3回目の金賞受賞となった。。丸山専務は「社員一人一人が気を付けている。先輩から受け継いできた実績の積み重ね。社員に感謝し、今後も安全意識を高めていきたい」と受賞を喜んだ。
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