2020年4月3日(金)付

民宿改修和の手仕事発信 白馬新田にクラフト店「まるしち」

 白馬村新田地区に昨年末オープンした、県内の和のクラフトを取り扱う「まるしちGallery&Shop」。半世紀以上続いた民宿の乾燥室をリノベーション。店主の横沢冨美子さんは、外国人も多く訪れる白馬村で、日本の伝統を汲んだ「和の手仕事を世界に発信したい」と営業する。店名は宿から引き継いだ。乾燥室のスキー棚などを生かし、レトロ感を感じさせつつモダンに改装された店内には、大町市の創作人形作家の横川照子さんの作品をはじめ、上田紬や水引アート、染色、漆工芸、創作畳など、横沢さんがクラフトフェアなどを巡って声をかけ集めた信州ゆかりの作家の作品が展示販売されている。
初めての園生活に期待 しろうま保で入園式

 白馬村のしろうま保育園(太田有紀園長)で2日、令和2年度の入園式が開かれた。新型コロナウイルス感染症の対策として、卒園式と同様に来賓の出席は無くし、席を離して時間も例年より短縮して実施。さまざまな規制はあったが、真新しい園服に身を包んだ入園児は、これから始まる初めての園生活への期待に胸を膨らませながら晴れやかに一歩を踏み出した。式典では年長園児が新入園児のために「ちゅうりっぷ」の歌を力強く合唱し、新たな友達を歓迎した。
昔の池田ネットで閲覧 「まちなかあの頃」写真で懐旧

 白黒の写真に写るのは、子どもたちの笑顔や人の営み、まちを支えた産業の様子。池田町の明治から昭和にかけての歴史や生活文化などを写真や映像で次世代につなぐ「まちなかあの頃」は、まちなかのにぎわいを創出するため、町商工会が昨年から進めてきたプロジェクト。このほど事業が完了してインターネット上で閲覧できるようになり、今後のまちづくりに活用していく。
大北14社御朱印∴黹J所で 大町市常盤で毎月1日「授与所」

 「地域の小さな神社にも目を向けてほしい」と、それぞれの神社の特長を表した御朱印。大町市常盤西山の八王子神社東隣りで、土蔵を改修した「授与所」が毎月1日に開所している。平林秀文宮司が奉仕する大北地域の14社の御朱印を一括して授与。御朱印愛好家や地域住民が訪れ、御朱印を授かっている。
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