2020年4月8日(水)付

おおまち桜まつり初の中止 大北の新型コロナ感染受け

 大北地域で新型コロナウイルスの感染者が発生したことを受けて、大町市のおおまち桜まつり実行委員会は6日、大町公園(大町山岳博物館前)で9日から予定していた同まつりの中止を決めた。まつりの中止は初めて。ユーチューブの大町市総合情報センターチャンネルでのライブカメラ動画配信は継続し、開花状況を確認できる。企業からの協賛金は今後、返金していく。
外遊び楽しんで新学期を 白馬「ワンディキャンプ」無料開放

 白馬村の野外冒険施設・白馬EXアドベンチャーで3日と4日、「白馬キッズのワンディキャンプ」が開かれた。新型コロナウイルス感染拡大防止のため休校が続いた村内の小中学生に、施設を無料開放し、外遊びの場を提供する企画の第2弾。今回は久しぶりに学校生活が再開する子どもたちが健康で元気よく新学期を迎えてもらおうと実施した。施設に集まった子どもたちは、検温と入念な消毒を行い、同施設の本格的な自然体験ゾーンでのアスレチック体験からスタート。樹上のロープや板といったさまざまなステージを移動しながら、日頃はなかなかできない空中散歩の爽快感を存分に体感した。
コロナ対策徹底の入学式 池工新入生92人第一歩踏み出す

 池田町の池田工業高校(清水史明校長)で6日、本年度の入学式が開かれた。新型コロナウイルスの感染予防策が徹底される中、新入生92人(男子87人、女子5人)が高校生活の第一歩を踏み出した。式典は来賓を招待せず、保護者の出席も各世帯1人に限定するなど、規模を縮小して行われた。
山村留学に県外から13人 八坂美麻学園「入園のつどい」登校は延期

 大町市の山村留学センター八坂美麻学園(青木厚志学園長)は5日、本年度の「入園のつどい」を開いた。新入生13人が新たに仲間に加わり、2年目以降の継続生と合わせ学園生は32人。新入生は親元を離れて暮らす不安と新生活への期待、継続生は新たな目標を胸に、自然とともに暮らす集団生活をスタートさせた。
壁画の「サクラ」満開松川「ゆうあい館」利用者レクで制作

 松川村社会福祉協議会が運営する福祉プラザ「ゆうあい館」では、デイサービスの利用者らが四季折々の風景をモチーフにした壁画作りに取り組んでいる。この季節、色鮮やかな「サクラ」が花を咲かせ、館内を彩っている。。職員が絵の構想を考え、毎日20人前後の利用者らが、1時間ほどのレクリエーションの時間を使って、それぞれのペースで作業に関わった。
空気が乾燥 山火事注意 広報車で予防パレード

 「春の山火事予防運動」期間中の7日、大町市・池田町・松川村で、防災意識を喚起するパレードが行われた。空気が乾燥し林野火災が起きやすい時期に、県北アルプス地域振興局、市町村、北アルプス広域消防本部など関係機関が連携し、広報車で山火事予防を呼び掛けるアナウンスを流し、各地で啓発した。
トップページ 4月の一覧 ●当サイトに掲載の記事・画像の無断転載を禁じます。すべての著作権は大糸タイムス社に帰属します。
Copyright(C) 2007-2019 OHITO TIMES Co., Ltd. All Rights Reserved.