2020年4月10日(金)付

院内感染防止へ入口検温 大町病院コロナ対策面会禁止も

 新型コロナウイルスの感染拡大への不安が広まる中、命を守る砦とりでである病院ではさまざまな感染予防対策が行われている。大町市の市立大町総合病院では、県大町保健所管内で初めてウイルス感染者が発生した翌日の4日から来院者の検温などを実施。川上晴夫事務長は「今まで以上に感染症対策に配慮するなど、院内感染の防止にも努めている。医療が必要な方は安心して来院してもらいたい」と話している。入院患者に関しては、病院が必要と判断した面会を除き、面会を全面禁止に。
移住PRポスター新調 大町市東京の相談窓口に掲示 

 大町市は、移住をPRするポスターを新調した。このほど制作した移住ガイドブックの表紙のデザインを用いた縦約100a、横約73aの大型ポスターで、水をためたコップの中に、北アルプスや田園風景などが広がり大町をPRしている。大型ポスターは東京有楽町にある移住相談窓口に掲示される。同市では平成24年度から定住促進係を設けるなど移住定住に力を入れている。
松川産米の酒飲み比べ11日から県内5蔵セット販売

 松川村産の酒米を使った県内酒蔵5社の日本酒セットが11日から、道の駅安曇野松川「寄って停まつかわ」で販売される。村が各蔵の飲み比べを楽しめる新たな商品で地域の魅力を発信し、農業振興につなげようと企画した。村は県内有数の酒米の産地として、日本酒の消費拡大につなげようとセットを発案。日本酒を楽しむ村内イベント「米蔵日本酒祭り」で交流があった酒蔵から協力を得た。将来的には海外への販路の拡大も視野に入れる。
シーズン前に散策路整備 池田ガイドマスター会コロナ終息願い作業

 池田町ガイドマスター会(有川劭会長)は4日、春の観光シーズンを前に散策路の環境整備をあづみ野池田クラフトパークで行った。会員や町観光協会の職員など約20人が、北アルプスや田園風景を一望するコースで、作業に汗を流した。参加者は公園内の「上原良司の碑」から「信州ふるさとの見える丘」までの約1`を整備。
「空き家」活用し陶芸制作 大町ドットベースで作品展

 大町市八日町の「.BASEOMACHI(ドットベース大町)」で12日まで、地域住民が制作した陶芸作品が展示されている。市などが取り組む定住促進研究事業「空き家の学校」で、地元八日町の陶芸家・相澤正樹さんを講師に2月に開催した陶芸体験の参加者による27作品。相澤さんは「これを機に陶芸に興味を持ってほしい」と期待を込める。
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