2020年4月22日(水)付

新型コロナ緊急経済対策 独自の制度融資拡充 大町市連絡会議が発足

 大町市新型コロナウイルス感染症に係る経済対策連絡会議が21日に発足した。初回会合が市役所で開かれ、市は緊急経済対策として、第2弾となる独自の制度融資を打ち出した。新型コロナの影響で経営に著しい支障をきたしている市内中小企業者を対象に、運転資金3000万円を限度額、貸付期間10年、3年間実質無利子で融資を受けられる新たな制度融資資金で、27日から申し込みを受け付ける。
全小中5月6日まで休校 大北5市町村 大町・松川は児童受け入れ

 大北地域5市町村の教育長会が21日、大町市役所であり、新型コロナウイルスの影響による小中学校の休校について、大北全小中学校で5月6日まで休校にすることを確認した。大町市では引き続き、仕事等で両親らが不在となる児童の各小学校受け入れを実施する。松川村も23日から、全学年児童を対象に小学校での受け入れを開始する。
そば文化振興図る 白馬の野々山さん「塾」発足

 白馬村で宿泊施設を営む野々山美樹さんがこのほど、「全麺協正会員団体・白馬そば塾」を発足させた。仲間とそばを打つ楽しさや、自分で打ったそばを楽しみ、白馬のそば文化の振興を図る。白馬そば塾と全麺協の連携により、段位認定を目指す人に対し手厚い支援ができ、そばによる地域振興に関わる人材育成や全国各地のそば仲間との交流の広がりにも期待が寄せられている。
全公共施設を使用中止 松川村 コロナ対策できょうから

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、松川村は大型連休を含む22日から5月6日まで、一部を除き村内すべての公共施設で住民の利用や営業を休止する。村役場庁舎内でも職員を分散出勤させるなど対策を強化する。すでに屋内施設の利用を制限している安曇野ちひろ公園や馬羅尾高原キャンプ場などに加え、新たにすずの音ホールやグリーンワークまつかわ、松香荘を休館。子ども未来センターかがやきでは、小学生低学年のみの受け入れを継続する。
快音響かせストレス発散 池田マレット 厳重に感染対策し開幕

 池田町マレットゴルフ連盟(中島睦会長)の令和2年度開幕大会が19日、高瀬川河川敷のアルプス広場マレットゴルフ場で行われた。開会式の簡素化、マスク着用、選手間の会話を控える、数週間以内に県外滞在経験がある者の出場を認めないなど新型コロナウイルスの感染予防策を徹底した厳戒態勢の中、本年度の活動をスタートさせた。中島会長は「感染リスクが低い屋外競技ということ、愛好者の楽しみを奪ってはいけないという観点から開催した」と話した。
木崎湖キャンプ場も休業 緊急事態宣言受け 散策不可 SNSで魅力発信

 新型コロナウイルスの感染拡大防止のための緊急事態宣言を受け、大町市平の木崎湖キャンプ場は20日から5月6日まで、施設の利用を中止し、臨時休業することを決めた。宿泊だけでなく、日帰り利用や見学・散策も併せて受け入れを停止。連休はグリーンシーズン最初の書き入れ時だが、1日も早い収束を願い人の移動を抑える。防犯のため管理人は常駐。営業再開後に備え場内の整備に努めつつ、せめて「今の木崎湖」の雰囲気を感じてほしいと、SNSに木崎湖の写真を掲載したり、スマホからのライブ配信を行うなど魅力を発信する。
トップページ 4月の一覧 ●当サイトに掲載の記事・画像の無断転載を禁じます。すべての著作権は大糸タイムス社に帰属します。
Copyright(C) 2007-2019 OHITO TIMES Co., Ltd. All Rights Reserved.