2020年5月2日(土)付

校庭に「がんばれ」 八坂小教職員児童にエール

 「がんばれ八坂っ子」―。新型コロナウイルスの影響で気持ちが落ち着かない日々を送る子どもたちに元気になってもらおうと、大町市八坂小学校の校庭に大きなメッセージが描かれている。4月30日は8日ぶりの登校日、「びっくりした」「すごい」と喜ぶ児童の姿があった。
 メッセージは、同校職員が「登校する子どもたちを元気付けたい」と発案。28日に教職員など約10人が課題作りなどの間を縫って作業し、2時間ほどかけて描いた。
まごころ市場 旬菜並び開店 大町

 大町市十日町の農産物直売所「まごころ市場」が1日、本年度の営業を始めた。時節柄、例年より控え目な売り出しながら、朝から開店を待ちわびた客が訪れ、地元産の新鮮で安全な野菜や山菜などを手に取っていた。
 4月は寒い日が続き旬は遅れ気味だが、今後も採れたてが並ぶ。同店スタッフは「開店セールはできなかったが、楽しみにしていた方に大勢来ていただけた」と話していた。
古木の薄紅 春告げる 白馬の貞麟寺 シダレザクラ見頃

 白馬村神城の貞麟寺で、村の天然記念物に指定されているシダレザクラが見頃を迎えている。今年は暖冬のため開花が早く、樹齢400年を超える古木から薄紅色の小さな花を無数に咲かせ、本格的な春を告げている。
 境内にはシダレザクラの他にもオオヤマザクラなどの見応えのある桜の木が多数植えられて満開となっている。庭園内や境内脇の草地はカタクリの群生地としても有名で、こちらも見頃を迎えている。
白馬駅の徒歩圏100軒紹介 駅前ネットワーク 「マップ」2020年度版完成

 白馬村の「白馬駅前ネットワーク」が手がける、JR白馬駅から徒歩圏内に特化した施設を紹介する「白馬駅前マップ」の2020年度バージョンがこのほど完成した。 白馬駅前ネットワークは、白馬町で「藤屋食堂」を営む伊藤康介さんと、若者有志による「MORIビル」を運営する田中瑞人さんが、公共交通機関の拠点で白馬の玄関口として知られる地域の魅力を発信しようと発足。
 地図に紹介した店舗は2人が自分の足で歩いて確認。今年は約100軒の施設を紹介し、英語バージョンのマップも作成した。マップでは白馬駅前ネットワークの公式サイトも記載している。
トロバス保存の思い反映へ 大町 CF終了 支援総額645万円に

 かつて立山黒部アルペンルートを走っていた「関電トンネルトロウドファンディング(CF)が、4月30日で締め切られ、支援は485人から総額645万5000円に達した。目標を大きく上回る支援に、市観光課の担当者は「気が引き締まる思い。皆さんの思いをしっかり反映して保存したい」と感謝を述べた。
 今後は夏以降に、車体が保存されている富山県高岡市で里帰り¥o発式を行い、大町に運搬する。メンテナンスや修繕を行った上で市内に設置し、再度のお披露目を行う計画。新型コロナウイルスによる観光への影響を見つつ、詳しい日程などを今後伝えていく。
連休後半も感染予防を 新型コロナ県内一斉啓発

 大型連休後半が始まるのを前に、新型コロナウイルス感染拡大防止を改めて周知しようと、1日に県内一斉の広報活動が行われた。不要不急の外出自粛や手指の消毒など、連休中も感染予防の意識を保ち、収束へ向け県民一丸で取り組んでほしいと広報活動を展開した。
 県市長会と町村会の呼び掛けにより全77市町村で実施。連休前の先月24日に続き、広報車などによる周知活動を行った。
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