2020年6月25日(木)付

衛生記録 独自システム開発 北ア食協 国際基準 ネットで簡便に

 北アルプス食品衛生協会は、食品衛生管理記録をインターネット上で管理できるシステムを開発した。協会によると、県内初の取り組み。食品衛生管理の国際基準「HACCP(ハサップ)」の考えを取り入れた管理記録で、保管、管理しやすく、費用負担も少ない同協会独自のもので、さらなる食の安全徹底につなげる。
 ハサップの考え方を取り入れた衛生管理は、来年6月に義務化される。衛生管理記録はこれまで、管理記録はすべて手書きで行い、項目も多岐にわたったもので煩雑な作業だった。北ア食協では、作業や費用負担の軽減を図ろうと、日本食品衛生協会が作成したハサップの考え方を取り入れた衛生管理記録簿をもとにシステムを作成した。
古紙回収事業復活へ 「しろうま女性会」発足 旧「消費者の会」引き継ぐ

 白馬村でごみ減量と再資源化を目指し昨年まで行われてきた古紙回収活動が復活する。村内の女性有志によって23日、新団体「しろうま女性会」が設立された。装いも新たに若返り、3月に解散した「白馬村消費者の会」での活動を復活させ、古紙回収活動も再開する。
 新団体は、旧消費者の会会員を中心に新規会員18人を含めた約50人で発足。この日は準備会と初の総会を村ふれあいセンターで開いた。
池田町成人式 来年に延期コロナ警戒 開催日アンケート募集

 新型コロナウイルスへの警戒が続く中、池田町教育委員会は、8月15日に町創造館で予定していた成人式を来年に延期すると決めた。対象者に案内を送付し、新たな開催時期の希望を募っている。池田町では毎年、新成人が帰省するお盆の時期に合わせて成人式を開催している。本年度は町内小中学校の卒業生や、町内に住民票がある計95人が対象。



 松川村は予定通り8月15日に村すずの音ホールで開催する。感染防止のため式典などの時間を短縮。マスクの着用を呼び掛ける、座席の間隔を空けるなど対策を徹底する。
小学校の教科書紹介 松川村図書館にコーナー

 松川村図書館は、本年度に改訂された小学校の教科書を紹介するコーナーを設けた。村内の小学校で使用されている11教科48冊の教科書を一堂に展示している。
 小・中学校の教科書は原則4年ごとに改訂されている。同館司書は「子どもたちがどんなことを勉強しているのか、家族や地域の人に知ってもらい、コミュニケーションのきっかけにしてもらえれば」と話す。
丸々タマネギお得に収穫 大町「仁科の里造り」体験イベント

 大町市社閏田のほ場で、タマネギの収穫体験が始まった。地域住民有志でつくる「仁科の里造り」(清水憲一郎理事長)が毎年実施している恒例イベント。初日の22日朝には、市内外から20人以上が訪れ、丸々としたタマネギを手に収穫作業に勤しんでいた。
 一つ約10`の袋いっぱいにタマネギを詰め、満足そうな顔を見せる参加者。「毎年楽しみにしている」と2、3袋を持ち帰る人も。 新型コロナウイルス感染症対策として、参加者にマスクの着用を要請している他、密にならないように収穫場所を決めている。
手作り看板で交通安全 安協大町支部 やまびこ運動に活用

 「落とせスピード落とすな命!!」。大町地区交通安全協会大町支部はドライバーにスピード抑止を呼び掛ける手作りの看板を制作した。来月の「夏の交通安全やまびこ運動」(7月22日〜31日)から活用予定で、新型コロナウイルス感染拡大の影響で多くの人が参加する活動ができない中、少人数でもドライバーに交通安全を呼び掛けることができる。 看板は、役員が提供した縦60a×横90aのベニヤ板を3枚連ねたもので、交通事故や違反などその時期の傾向に合わせて文字を変えることもできる。
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