2020年9月3日(木)付

大町初心者に魅力PR 市観光協会県内外にパンフ配布

 大町市観光協会は、観光パンフレット「信濃大町」を県内外に配布している。表紙には、仁科三湖の大自然や涼しさの雰囲気を押し出し、大町ならではの自然や食の体験を紹介。同協会は「今年は各地での観光キャンペーンがない分、大町のことを何も知らない人が最初に見てもらいたい、大町の入り口ともなるパンフレット」とPRしている。
一流の音色ロビーに響く 中澤きみ子さんと碓井俊樹さん「音楽祭」断念も演奏届ける

 例年白馬村で若手演奏家が一流音楽家の指導のもと演奏を磨いていた「NAGANO国際音楽祭in白馬」の講師を務める音楽家によるミニコンサートが8月28日、同村和田野の白馬東急ホテルロビーで開かれた。新型コロナウイルスで今年の音楽祭が開かれない状況の中でも白馬の人々に音楽を届けたいと願い、実現した。コンサートの模様はケーブルテレビで9月に放送される。
夏祭り親子の思い出に 小谷保 コロナで今年初の参観日

 小谷村保育園(松澤由佳園長)で8月30日、年長園児を対象とした「家族参観日」が開かれた。新型コロナウイルスの影響で、春に予定していたが順延され、年長園児の保護者は今年初めての参観日。多数の保護者が来園して、親子ゲームなどで交流しながら、家庭とは違う園児の様子を参観した。年長園児が夏祭りで制作した「もぐらたたき・おばけたたき」のしくみに保護者はびっくり。「こうしてやるんだよ」と園児に教えてもらいながら、親子で楽しんだ。
松川日本酒祭り中止 農家支援へ新たな販促検討

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、松川村は1日、村収蔵庫で11月7日に予定していた「米蔵日本酒祭り」の中止を決めた。外食産業を中心に日本酒の消費が落ち込む中、県内有数の酒米の生産地として農家の支援につなげようと、イベントに代わる新たな販促事業を検討する。日本酒祭りは国指定有形文化財に指定される米蔵を会場に、県内各地の酒蔵が松川産の酒米を使った日本酒などを提供する恒例のイベント。飲食を通じた感染者の発生が懸念されるとして、今年は中止となった。
仲間と満喫北アの自然 白馬中学校登山 山小屋泊避け日帰りに

 白馬村白馬中学校で27日、1、2年生135人の学校登山が行われた。猛暑を逃れた最適な山行ができ、生徒が仲間と共に北アルプスの雄大な自然を満喫した。例年は1泊2日で行われているが、今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、山小屋側の受け入れ環境状況を踏まえ、宿泊をやむなく断念。日帰りで夏休み明けの8月の実施と決めた。現2年生が昨年悪天候で登山が実施できなかったことから、今年は2学年合同で実施された。
県外の6家族自然満喫 大町で移住体験ツアー  

 大町市内で8月29日と30日、「自然を楽しむ暮らし体験ツアー」が実施され、県外から6家族10名が参加した。大町への移住を考えている人に現地の様子を知ってもらうツアーで、市定住促進協働会議が主催した。初日の午後は、大町公園から市街地と山並みを見ながら説明。その後、美麻地区に移住したお宅拝見と移住者が従事する林業現場見学を行い、夜にはたき火を囲んで県外からの参加者と大町市に既に移住している人たちの交流会が行われた。
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