2020年9月23日(水)付

秋の訪れ実感 彼岸花の赤 池田町・手打そば「かたせ」 マンジュシャゲが群生

 「秋分の日」の22日、池田町会染滝沢の手打そば「かたせ」では、彼岸花のマンジュシャゲの鮮やかな赤が広がった。冷え込み出す厳選された約600枚の写真を収録彼岸の時期に咲く花に、本格的な秋の訪れを感じさせる。店舗に通じる小道の脇にマンジュシャゲが群生している。
 かたせ店主の片瀬登美男さんは「この花を見ると秋の訪れを実感します。鮮やかな赤い花の群生でコロナ疲れの癒やしに」と話す。
秋の白馬MTBで疾走 松川村公民館 親子でふれあい体験会

 松川村青少年育成MTB(マウンテンバイク)体験会が20日、白馬村のエイブル白馬五竜IIMORIを拠点に開かれた。主催は松川村公民館。
 MTBはエイブル白馬五竜IIMORIがそろえるロシニョールバイクのレンタルを利用。同社の専門スタッフが乗り方を説明、スラローム、段差越え、オフロードの基礎をレクチャーした。現地での体験に続き、白馬村内の景観を楽しむ約2時間のコースへと、涼やかな秋風の中に出発した。
自転車で市内巡り楽しんで 大町市観光協会 イーバイク増台

 大町市観光協会は、観光客などに貸し出すレンタサイクルで、スポーツバイクの走行性能を備えた電動アシスト自転車「e―bike(イーバイク)」の人気上昇や需要増加を受け、新たに8台のイーバイクを導入し、男性・女性用各5台の計10台を用意している。観光客だけではなく地域住民にも市内を自転車で巡る楽しさを味わってほしいと、利用を呼び掛けている。
 協会は「自転車に乗ることで車では感じられない大町を楽しめる。イーバイクで快適に走ってみてほしい」と話している。
中学生が浦安の舞&納 大町 常盤西山の八王子神社例大祭

 大町市常盤西山の八王子神社(平林秀文宮司)は21日、秋の例大祭を行った。コロナ禍の影響で行事を縮小して開催する中、地元の中学生2人が浦安の舞を奉納した。
 平林宮司は2人に「81回目という浦安の舞の伝統をつないでくれてうれしい」と目を細めた。
 今年の例大祭で平林宮司は、地域の平安と新型コロナウイルス感染症の終息を祈り「来年は盛大に、2年分のお祭りにしたい」と話した。
世代超え体動かし笑顔 大町 八坂で「ふれあい運動会」

 大町市八坂の八坂小学校で19日、令和2年度「第8回八坂地区ふれあい運動会」が開かれた。地域住民、小学校、保育園が参加、一緒に盛り上がる運動会。コロナ禍の今年は地域住民の競技参加を取りやめ、プログラム数も制限して行った。八坂公民館、八坂小学校、たけのこ保育園が主催、八坂地域づくり協議会が後援。
 19日は心配された雨も上がり、児童・園児の「かけっこ・短距離走」「全校リレー」などの競技と、練習の成果を披露するダンスなどの表現種目を実施した。
収蔵庫の貴重な資料にふれる 大町山博 地域住民バックヤード見学

 市立大町山岳博物館は22日、バックヤード見学会を開いた。地域住民が参加し、本来は厳重に管理され一般では立ち入ることのできない、山岳、標本資料などが収められた館内収蔵庫の貴重な資料を見学。標本を作る方法や収蔵の仕方など専門知識にふれた。
 市内や松本、安曇野両市の大人から子どもまで15人が参加。学芸員の解説を聞きながら、昔の登山道具や漁具、地質・動植物の収蔵物を見学した。
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