2020年11月3日(火)付

コロナ自費検査から1カ月半 安全証明へ動き始め 大町病院 所要5分翌日に結果

 市立大町総合病院で可能となった無症状者を対象にした新型コロナウイルスの自費検査(保険適用外)は、9月16日の受け付け開始から1カ月半が過ぎた。大北地域をはじめ県内の感染状況は落ち着いた状況にあるが、これまでに1人が検査を受け、1人から予約が入っている。問い合わせもあるなど自身の安全を確認、証明する動きが出始めている。
 同病院では、LAMP法の検査機器を導入するなど検査体制を拡充したことや、仕事関係などで「陰性証明」を得るための検査を希望する市民も多いことから、同病院健診センターが窓口となり自費検査を実施した。
集中 気持ち込め筆走る 白馬 小中学生席書大会に挑む

 白馬村公民館は10月31日、第36回白馬席書大会を村多目的ホールで開いた。書道に励む村内の小中学生38人が参加し、集中力を研ぎ澄ませながら筆を走らせた。参加者たちは、「こころ」「健全な心」「地域の絆」「生命の尊厳」など学年ごとに指定された課題文字の書に挑んだ。開始の合図とともに会場に静寂が広がり、保護者たちは固唾を飲んで見守った。緊張感ある空間の中で見事な書が仕上がっていった。
「杉玉作り」酒文化知る 小谷村土谷 小林さん講師に講習会

 小谷村土谷地区で25日、村内在住の小林幸由さんを講師に「杉玉作り講習会」が開かれた。杉玉は造り酒屋で、酒の神様に感謝をささげ、新酒の出来上がりを知らせるために作られている縁起物。最近は杉玉が美しいインテリアとしても注目を集めている。
 小林さんは小谷杜氏として酒造りの現場で仕事をしていた経歴を持つ。杉玉について広く知ってもらい、作り方を楽しみながら日本酒の歴史文化にも親しんでもらおうと実施された。
池田の自然親しむツアー 町民対象 秋散策や体験楽しむ

 池田町を知り、ハーブや自然に親しむ町民対象の「ハーバルヘルス体験ツアー」と「池田街中散策ツアー」が10月31日、開かれた。約40人が参加し、深まる秋を感じながら、散策や体験を楽しんだ。体験ツアーは、町の「ハーバルヘルスケアトレーナーの会みちくさ」のメンバーを講師に、ハーブを使った物づくり体験と、体のバランスや呼吸を整えるウオーキングの2つのプログラムを用意した。
 それぞれのコースで、地元シェフによるお弁当やおやつなどが用意された。参加した30代の女性は「初めての体験で気持ちよかった」、60代の女性は「知らないところがいっぱいでおもしろかった」と満喫していた。
まち歩き「トリックオアトリート!」 大町中央通り商店街ハロウィーン 

 10月31日の「ハロウィーン」当日。大町市でも、住民手づくりの催しが開かれた。市中央通り商店街を人気のキャラクターやお姫様などの仮装した子どもたちが「トリックオアトリート!」とお菓子をねだりながら練り歩き、年に一度のイベントを盛り上げた。
岳陽男子 意地の激走 大町で県高校駅伝 薛兄弟 最後のたすきリレー

 県高校駅伝が1日、大町市運動公園陸上競技場を発着点に開かれた。男子(7区間、42・195`)20校、女子(5区間、21・0975`)15校が出場。男子に出場した地元の大町岳陽高校は、序盤で出遅れ最下位からのたすきリレーとなったが、最終順位を2つあげるなど意地の走りを見せた。男子は佐久長聖が23連覇、大町岳陽は18位。女子は長野東が14連覇。
 岳陽高校を引っ張ってきた唯一の3年生の薛信之介・哲平兄弟は、弟の哲平君が1区、兄の信之介君が2区と兄弟でたすきをつないだ。
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