2020年11月8日(日)付

「おたんじょ桜」育て! 大町 小1生 国営公園に植樹

 令和2年度の大町市「おたんじょ桜の里づくり」記念植樹会が7日、国営アルプスあづみの公園大町・松川地区で開かれた。子どもたちの健やかな成長を願う事業で、市内6小学校の1年生親子が、「同い年」のオオヤマザクラ計7本を植えた。
 各校の児童や保護者ら約150人が参加。生まれた年に芽吹いた桜と共に健やかに育つ願いを込め、各クラスごとに親子で力を合わせて樹齢6?7年の苗木を植えた。根にスコップで土をかけ水をまき、日付とクラス名が記されたプレートをつけた。
サッカー優勝目指し熱戦 大町RC杯ジュニア大会開幕

 大町ロータリークラブ(RC、小野壽太郎会長)、大町市サッカー協会主催の「第37回大町ロータリークラブ杯ジュニアサッカー大会」が7日、市運動公園で開幕した。中信地区を中心に県内28チームが出場し、優勝杯を目指し2日間の熱い戦いを繰り広げた。
 大北地域からは大町FCU―12(大町市)、池田町サッカースポーツ少年団、ボニートンジュニアFC(松川村)、アラグランデFC(白馬村)が出場し、安曇野市や松本市、長野市などから小学生のチームが参加した。
茅刈り 文化の重要性知る 小谷商工会女性部が研修

 小谷村商工会女性部は10月27日と30日、同村牧の入茅かや場で、「茅刈り研修会」を実施した。茅葺ぶき職人・松沢朋典さんとの交流を通じ、ふるさと小谷の茅場の保全と、昔ながらの伝統的な茅葺き文化を保全する重要性に理解を深めた。
 女性部では、松沢さんから「毎年茅刈りの人手不足が課題」という話を聞き、昨年役員らが初めて茅刈りを体験。本年度はその活動を多くの人に知ってもらおうと、地域貢献活動の一つとして、全女性会員を対象にした茅刈りを3回企画した。
ベストタイムへ児童力走 白馬北小 マラソン記録会

 白馬村の白馬北小学校で10月30日、恒例の「マラソン記録会」が開かれた。児童は練習の成果を存分に発揮し、自分の壁を乗り越えるために持てる全力で記録更新に挑んだ。
 連学年ごと、時間差をつけてスタートした。校内グラウンドのトラックを周回し、校舎外周を走るコースを設定。1、2年生は1・5`、3、4年生が2`、5、6年生が3`を走った。
ハーブの名所¥Z民の手で 池田 クラフトパークに畑 苗定植

 池田町は4日、癒やしと観光を結び付けた「ハーバルヘルスツーリズム」の新たな名所として、町クラフトパークにハーブ畑を整備した。町からガイドの認定を受けた住民などが、北アルプスとハーブが織りなす景観を観光客に楽しんでもらおうと、苗の定植作業に汗を流した。
 整備には町内外から集まった「ハーバルヘルスケアトレーナー」や町職員など10人が参加。クラフトパーク北側の駐車場周辺にチェリーセージの苗33株を植え、「素晴らしい景色」「良い香り」などと早速手応えを感じていた。
育てたソバ脱穀 実り喜ぶ 松川 住民有志が池田のほ場で

 松川村東松川南区の住民有志でつくる「そば会」は10月31日、自ら育てたソバの脱穀作業を池田町のほ場で行った。会員が手作業による昔ながらの農業に汗を流し、互いの親睦を深めた。
 今年のソバは天候に恵まれた影響で収量が多く、品質も上々という。会員は広げたシートの上で立て板に穂をたたきつけ、ソバの実を脱穀。手動で風を送って実とごみを選別する農機具「唐箕」を使って、収穫したソバを袋詰めし、実りの秋を喜んでいた。
トップページ 11月の一覧 ●当サイトに掲載の記事・画像の無断転載を禁じます。すべての著作権は大糸タイムス社に帰属します。
Copyright(C) 2007-2019 OHITO TIMES Co., Ltd. All Rights Reserved.