2020年12月13日(日)付

まちづくり知るフォーラム 大町 市民主体で初 専門家も講演

 市民の取り組みや新たなまちづくりの取り組みを知る「ぼくらの市民活動フォーラム」が12日、大町市のサン・アルプス大町で開かれた。これまで市主催で行ってきた「市民参加と協働のまちづくりフォーラム」を市民主体で開催する初めての企画で、市民活動団体などでつくる「ぼくらの市民活動プロジェクト実行委員会」が主催。活動発表や地域づくりの専門家による講演を通じて市民活動に関心を深めた。
 実行委員会は、市内で活動する市民団体同士がつながる機会やお互いの活動を知る機会にしようと、市民活動サポートセンター登録団体や市民団体などで今年1月に発足した。
通信端末で教育環境充実 小谷中 1人1台 基本操作学ぶ

 小谷村は、新型コロナウイルス感染拡大における自宅学習を見据え、新たな学びの手段として文部科学省が中心となって進める「GIGAスクール構想」による、タブレット端末などを活用した教育環境の充実を目指している。8日は小谷中学校で全校65人に通信端末が配布された。ECコンサルタント会社を運営する村内在住の新村洋一さんを講師に、学習支援ソフトの基本操作について学んだ。
 生徒の覚えは早く「すごく楽しい。全部の授業をこれでやりたいくらい」と、楽しそうに取り組んでいた。
コロナ禍のおもてなし学ぶ 白馬 大北調理師がフォーラム

 白馬村のエイブル白馬五竜エスカルプラザを会場に7日、大北調理師会主催の「おもてなしフォーラム」が開かれた。村内の飲食・宿泊関係者ら20人が参加。料理研究家で同会大町地区技能指導部長の山本みゆきさんを講師に、コロナ時代を見据え、「おもてなしの心」を生かした飲食業の経営の在り方や取り組み方について学んだ。
縁起物チョロギ″ナ盛期 池田の同好会 収穫作業に精

 池田町で縁起物のチョロギを栽培しようと、昨年発足したチョロギ同好会。収穫の最盛期を迎え、連日地道な作業に精を出している。
 代表を務める村端浩さんが、農閑期に行う手間の少ない高齢者向きの作業であることから、試験栽培を経て会を発足させた。
 「高齢者のお小遣い稼ぎ」「収穫は大変だけど、仲間でやるからできる」と、70代の6人が参加する。
新聞紙でエコバッグ作り 松川 生活改善連絡協が講習会

 松川村の生活改善グループ連絡協議会は7日、エコバッグづくり講習会を板取会館で開いた。会員18人が参加し、新聞紙や広告チラシを使ったエコバッグとごみ袋の作り方を、楽しみながら学んだ。
 会長の渡辺良枝さんの手ほどきで、折りたたみ式のごみ袋と持ち手付きのエコバッグを作った。和気あいあいと教え合いながら、「野菜入れにちょうどいい」「お弁当入れに使える」などと大好評だった。
冬の労災転倒£壕モ 大町労基署 降雪や凍結 対策を

 冬季に降雪や凍結などを要因とする転倒や交通事故等の労働災害が増加するとして、大町労働基準監督署(辻合崇浩署長)が対策を推進している。降雪量が多い大北地域においては、出勤時に駐車場や出入口での転倒が特に多いとし、安全対策と余裕を持った行動を呼び掛けている。
 例年、12月から3月までの冬季は県内で転倒災害が多く、同署管内でも大きく割合を占める。
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