2020年12月20日(日)付

ハクババレー全オープン 関係者安堵 Xマス前は数年ぶり

 大北北部が降雪に恵まれてから迎える初の週末となる19日、大町市の爺ガ岳スキー場・白馬村の白馬さのさかスキー場・小谷村の白馬乗鞍温泉スキー場・白馬コルチナスキー場も今季の営業を開始。ハクババレーの全10スキー場がオープンした。クリスマス前に全スキー場がそろうのは数年ぶり。本格的なスキーシーズンが幕を開け、厳しい中でも久しぶりの早い開業に関係者は胸をなでおろしている。
藁リースお年寄りに学ぶ 小谷中土 しめ縄丸めて飾りつけ

 小谷村中土の中土観光交流センターやまつばきを会場に16日、「藁わらのリース作り」のワークショップ(WS)が開かれた。幅広い世代の地域住民らが参加。米作りの副産物の稲わらと、里山で集めた自然素材を使って、リースの製作を楽しんだ。まずは稲わらを使って縄をなっていく作業からスタート。しめ縄が完成すると、リースの形に丸めて土台を作った。
世代超えボードゲーム体験 池田にぎわい 町中活性化イベント26日も

 池田町2丁目のシェアベースにぎわいで、ボードゲームを通して町中の活性化を試みるイベント「ボードゲームハウス」が始まった。子どもから大人まで幅広い年齢層が参加し、ボードゲームで遊びながら、コミュニケーションを図っている。20種類以上のゲームを用意し、ファシリテーター役も務める。12日は、小学生や中学生、大人たちが集い活気づいた。「UNO」や「ブロックス」「カタン」などの複数のゲームに挑戦した。
山雅が動画で大町市紹介 FC公式チャンネル 元選手が見どころ巡る

 大町市や松本市などをホームタウンとするサッカー松本山雅FCが、ホームタウンのおすすめスポットを巡る紹介動画で、大町市の動画を公開している。「行ってみよう!山雅のホームタウン!」と銘打ち、いずれも元選手で、ホームタウン担当の片山真人さんと、アンバサダーの鐡戸裕史さんが大町を満喫し、紹介している。
「よいしょ」もちつき年神様に 白馬幼稚園 日本古来の文化伝える

 行事白馬村の信学会白馬幼稚園(中村豊園長)で15日、恒例のもちつき会が行われた。例年はつきたてのもちを園児の昼食にして会食しているが、今年は新型コロナウイルスの感染防止のため、もちを味わうのは中止に。正月を迎えるため、年神様に供える鏡もちだけを全員でつき、園児に日本古来の文化を伝えた。もちつきは雪景色に変わった園庭で行われた。ふかしたもち米の香りを楽しみながら、園児は教諭らに手伝ってもらい、2人1組で重いきねを振り上げて、もちつきを楽しんだ。
急斜面登り山城堪能 大町で講座 木舟城の謎に迫る

 大町市の社公民館・文化財センター共催講座「巨大山城・木舟城に登城してその謎に迫る」が12日に行われた。前回の八坂地区の鳥立城に続く人気講座。曇りがちの天気だったが、陽が差す時もあり、参加者約40人は師走とは思えないほどのいい汗を流した。広大な山城を堪能しガイド役の勝野実さんは「この場所になぜ長野県最大級と言われる山城をつくったのか?」と熱く語った。
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