2020年12月24日(木)付

消防署に高〜い門松 大町 無火災願い「十日会」制作

 大町市の北アルプス広域大町消防署正面玄関に、高さ3・5bの門松がお目見えした。地元十日町の有志でつくる「十日会」(西山福重会長)が制作し、署に寄贈。「無火災・無災害」の願いを込め、飾り付けた。11月末ごろから毎週末に10人ほどで制作。西山会長は「火災が起きないよう門松を作っている。平穏無事に過ごしてほしい」と話した。
ノンスキーヤーも雪遊び 白馬岩岳山頂に「ホワイトパーク」開業

 白馬村の白馬岩岳スノーフィールドに今シーズン、山頂で雪遊びから絶景まで体験できるスノーアウトドアエリア「IWATAKEWHITEPARK」がオープンした。コロナ禍で国内需要へのシフトが進む中、スキー・ボードをしない層も雪山を楽しめる新スポットとして営業する。森の中にはかまくらやテント、たき火でリラックスできるゾーンに加え、「写真映え」するフォトジェニックゾーンを配置。
花火で地域にエール 池田・松川商工会青年部 来年2月高瀬川で合同開催

 池田町と松川村の両商工会青年部は23日、来年2月13日午後7時から高瀬川河川敷で合同花火大会を開催すると発表した。新型コロナウイルスの影響で落ち込む住民へのエールや、感染症に立ち向かう医療機関への感謝などを込め、約200発を打ち上げるプロジェクトでは「元気・絆・感謝」をテーマに、感染者への差別解消のシンボル「シトラスリボン」を制作し、両町村の商工会館などで販売。売り上げを花火大会の財源や医療機関への支援活動に充てる。
掘削中トンネル迫力に圧倒  小谷「雨中1号」現場見学会に80人

 小谷村で工事が進む国道148号の雨中・月岡バイパス「雨中1号トンネル」の現場見学会が20日、行われた。施工業者の戸田・鷲澤建設共同企業体の社員らから工事の概要やトンネルの掘り方の手順、機械の役割など説明を受け、掘削が進むトンネル内部を見学。普段目にすることのできない現場の仕事に理解を深めながら、身近な幹線道路の開通を心待ちにした。見学には小さな子どもを持つ家族連れから高齢者まで、幅広い世代の約80人が参加した。
正月飾り「おやす」作り体験 大町南小 住民講師にわら細工教室

 大町市の大町南小学校5年生は18日、わら細工作りに取り組んだ。常盤公民館で活動する「わら細工サークル」(西沢国義代表)の会員6人に手ほどきを受け、正月飾りの「おやす」を制作。地域の伝統に触れ、世代を超えた交流を深めた。わらを編む順番や形に四苦八苦しながらも黙々と手を進めた。のみ込みの早い子や経験者は手際が良く、2つ以上作る児童も。「難しかった」「玄関に飾る」などと言い、やり遂げていた。
吹奏楽でクリスマス 白馬北小 今年最初で最後の舞台

 白馬村の白馬北小学校吹奏楽部は18日、恒例のクリスマスコンサートをウイング21文化ホールで開いた。今年はコロナ禍で実施が危ぶまれていたが、ホールでの発表が一度もできなかったため「ステージ発表の機会を」と企画。鑑賞者を保護者に限定し、時間短縮するなど感染症対策を万全にして実施した。児童らは今年の最初で最後のステージで、日頃の練習の成果を存分に発揮して美しい演奏を奏でた。
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