2020年12月31日(木)付

「分参」で師走の大祓い式 大町 王子神社 新年迎える準備 

 大町市俵町の若一王子神社で30日と31日、人形ひとがたにけがれを移してお祓いし、すがすがしい新年を迎えるための「師走の大祓い式」が行われている。新型コロナウイルス対策として「分参(分散参拝)」などが呼び掛けられている中、30日は、混雑する大みそかを避けて参拝する人も多くみられた。
 竹内直彦宮司は「神社はもちろん、お参りに来る方もコロナ感染防止対策を心掛け、分散して参拝しているよう。皆さんに新年を明るく迎えてほしい」と話した。
「子どもにつたえる憲法」動画 松川村ちひろ美術館 井上ひさしさんの本配信

 松川村の安曇野ちひろ美術館は、没後10年を迎えた作家・井上ひさしさんの朗読動画「井上ひさしの子どもにつたえる日本国憲法」を制作し、YouTubeで配信中。画家・いわさきちひろの絵と合わせて紹介する。
 「井上ひさしの〜」は、「日本国憲法でも『これだけは読んでほしい』という前文と第9条を小学生にも読めるように」と、子ども向けに「翻訳」。ちひろの絵とともに構成し、平成18(2006)年に出版された。
昔ながらきねでぺったん=@池田 「実家の茶の間」で餅つき

 池田町一丁目のコミュニティカフェ「実家の茶の間」(曽根原鈴美代表)で27日、恒例の餅つきが行われた。子連れなど20人以上が参加し、昔ながらの石臼ときねで餅をつき、つきたての餅を味わった。
 地元の農家が無農薬で作った餅米9升分を使って、餅をついた。子どもたちも力いっぱいきねを振りかざし、餅つきに挑戦した。
「コロナ退散」早期終息願う 大町北部支えあい友の会 お焚き上げ@p紙回収

 大町市北部の「くらし支えあい友の会」(鷲澤コ司会長)が、新型コロナ感染症の早期終息を願うお焚たき上げ♀驩謔ナ、24日、各所に設置した投函箱が回収された。市内全域24カ所から、思いの込められた全555枚が集まった。
 市役所や図書館などの公共施設17カ所のほか、高齢者施設や第一中学校、大町北小学校の児童生徒らも参加した。「早くコロナが終息しますように」「以前のように出かけたい」「日常が戻りますように」などの願いのほか、医療関係者をねぎらったり、景気回復へのメッセージが添えられたものあった。
甘いイチゴにうっとり 白馬スノーファーム 園児 摘み取り体験

 白馬村瑞穂の「スノーファームHakubaいちご園」のオープンにあわせ17日、信学会白馬幼稚園の年少園児がいちご狩りに招待された。今年は新型コロナウイルスの感染防止のため、その場で試食はできなかったものの、真っ赤に熟した大粒のイチゴに歓声をあげながら、収穫体験を楽しんだ。
 栽培されているのは甘くて大粒の「かおり野」という品種。園児が摘み取ったのは、一番最初に収穫できる一番果で、栄養も行き渡り、最高においしいという。
自然素材で干支の「牛」 国営公園大町・松川 クラフト作り体験

 国営アルプスあづみの公園大町・松川地区は、来年の干支「牛」のオブジェを作るクラフト体験を園内森の体験舎で開いている。家族連れなど来園者が自然の素材を使い、自分だけの作品制作を楽しんでいる。
 参加者は公園サポーターの地域住民を講師に、公園一帯で採れた木の実などを使って作品を制作。まつぼっくりを胴体に豆の目やツバキの足などを貼り付け、ユニークな姿のウシを作り上げていた。
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