2021年2月3日(水)付

鬼に豆まき「コロナ退散!」 大町 王子神社 規模縮小し節分

 大町市俵町の若一王子神社で2日、節分の神事が行われた。今年は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、例年の大規模なイベントを縮小。氏子総代らが境内で豆まきを行い、「コロナ退散!」と願いを込めて邪気をはらい、一年の無事を願った。
 総代約40人が参加。境内に赤色と緑色の鬼が出現し、境内に並んだ総代が「鬼は外」「福は内」「コロナ退散」といいながら、豆を投げつけた。参拝者も訪れ、福豆が配られるとうれしそうに笑顔を浮かべていた。
「松崎和紙」で卒業証書 大町 東小6年 紙すき挑戦

 大町市の大町東小学校6年生32人は2日、地域伝統の「松崎和紙」で自分たちが受け取る卒業証書を作った。信州松崎和紙工業の工房で同社の腰原修一さんに手ほどきを受け、紙すきに挑戦。和紙ならではの繊細な作業に触れ、世界にひとつの卒業証書を作り上げた。和紙は乾燥させた後、名前を入れ、卒業式で受け取る。
ピーク越えたか「気緩めず」 新型コロナ 白馬レベル「5」から2週間

 白馬村における県の新型コロナウイルス感染警戒レベルが「5」に引き上げられて、3日で2週間を迎える。感染確認された人数はピークを越したようにも見えながらも、収束が実感できるのはまだ先のようだ。
 感染拡大を抑止しようと行われた中部地区での酒類提供飲食店への休業・営業時間短縮の協力要請の期限は4日までだが、他市町村の事例を見ると、その後も直ちにレベルが下がるとは言いきれない。村では「0〜1人程度が数日続くようにならないと落ち着いたとは言えない。気を緩めずに呼び掛けていきたい」としている。
園庭に巨大トーマス$瘻怐@白馬幼稚園 屋外で元気に雪遊び

 白馬村の信学会白馬幼稚園では、園児に冬の白馬で元気に過ごしてもらおうと、園庭を「雪遊び広場」としてさまざまな雪の遊び場を作っている。園児が寒さに負けず、屋外で思いきり体を動かして健康づくりにつなげている。
 ひときわ目を引くのは園庭中央にお目見えした、子どもたちに人気のテレビ番組のキャラクター「機関車トーマス」。同園の運転手をしている武田隆さんが製作した。園庭に降り積もった豊富な雪を重機で固めて形づくり、数日かけて巨大な雪像に仕上げた。
コロナも鬼もやっつけろ 池田の保育園で豆まき

 池田町内の保育園で節分の2日、無病息災を願う伝統の豆まきが行われた。園児たちが鬼に向かって豆を投げ、「鬼は外、福は内」「新型コロナウイルスをやっつけろ」などと、元気いっぱいの掛け声を響かせた。
 池田保育園では園児110人が手作りのお面をかぶり、それぞれが克服したい悩みを思い描いて鬼退治。鬼に扮した職員に向かって、園庭で育てた大豆などを投げつけた。
介護保険料月100円値上げへ 北ア広域連合 2月議会条例改正案提出

 大北地域の65歳以上の第8期(令和3〜5年度)の介護保険料が基準月額で100円引き上がる見通しだ。2日に開会した北アルプス広域連合議会2月定例会に、介護保険条例の一部改正案が提出された。3日の可決を経て、4月から施行となる。
 介護保険法で示される負担割合や北ア広域連合の第8期介護保険事業計画(令和3?5年度)を踏まえた引き上げ。65歳以上と、40〜64歳の被保険者がともに減少している現状や、介護保険適用2施設の新設を予定する中で給付額の増加も見込めることから、サービス維持のために引き上げる。
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