2021年2月19日(金)付

「木舟城」跡全容把握へ 大町 地元住民研究会立ち上げ

 かつて安曇野一帯を治めていた仁科氏が居館を構えた大町市社館ノ内の東山に跡を残す山城「木舟きぶね城じょう」を調査し、全容の把握と史跡指定を目指すべく、有志による「木舟城研究会」が今春、立ち上がる。地元住民24人による発起人会(高橋博久代表)は17日、研究会立ち上げに向けた記者会見を開き、事業の説明や研究会の会員募集を呼び掛けた。昨年木舟城を探訪する講座に参加した高橋さんらが感銘を受け、地元の文化財を後世に残したいと発起した。
中小企業に感染対策2万円 白馬村 誘客前に再拡大防止 

 白馬村は、村内中小企業に2万円を支給する「感染予防対策取組支援金」を交付する。18日の臨時議会で一般会計補正予算案が可決された。幅広い事業者に支給すると同時に、誘客を前に再度の新型コロナの感染拡大を防止するため、課題となっていた事業所内での感染拡大を防ぐ。県が特別警報Uを発した市町村へ交付する支援交付金2960万円を主な財源とした。
高岡「ひとのま」とネット勉強会 北ア子どもプラットフォーム 小谷で居場所″ンり方探る

 大北地域の行政や民間などが協働で子どもの居場所づくりに取り組む「北アルプス地域子ども応援プラットフォーム」はこのほど、オンライントークによる勉強会を小谷村役場保健センターとウェブ会議で開いた。富山県高岡市のコミュニティハウス「ひとのま」代表の宮田隼じゅんさんを講師に、「ごちゃまぜ×居場所」と題して特徴的な居場所づくりの事例を学んだ。
布ぞうり継承目指し映像に 松川研友会 「作り方」DVD制作

 松川村の住民有志などでつくる研友会ぞうり部は、布スリッパと布ぞうりの作り方を記録したDVDを制作した。農村ならではの伝統文化を継承しようと、観光客などに販売する他、ユーチューブでも映像を公開している。
思い鍵盤に名器奏でる 池田 スタインウェイ公募コンサート

 池田町創造館は14日、「スタインウェイのピアノ公募コンサート」を開いた。近隣地域の小学生から70代まで23人が参加し、それぞれの思いを鍵盤に乗せ、名器を奏でた。新型コロナの感染防止のため、無観客で行われた。持ち時間の中で、クラシックや映画音楽、歌謡曲、自作の曲などを披露した。貴重な発表の場を喜ぶ気持ちや曲への思いなど、それぞれのコメントが紹介された。
浄念寺で学ぶ仏の教え 高瀬中1年生 体験通し町を知る 

 池田町の高瀬中学校1年生79人は、体験を通して町を知る総合的な学習を年間を通して行っている。1組の生徒は12日、3丁目の浄念寺を訪れ、仏教やお寺について理解を深めた。。生徒たちは、お焼香や木魚などについて説明を受け、体験した。興味津々な様子で本堂をくまなく見学し、質問を投げ掛けながらお寺に親しんだ。
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