2021年5月2日(日)付

グリーンシーズン幕開け スノーピーク白馬 オープニングイベント 日ごとに分散感染予防

 大型連休本番を迎え、大北地域でもグリーンシーズンの幕が開けた。新型コロナ禍で野外体験が注目されている中、感染予防をしながらの夏観光が本格化する。1日、白馬村のスノーピーク・ランドステーションでは、「GREENHAKUBA2021」のオープニングイベントが開かれた。
トロバス 屋外でじっくり見学 扇沢の記念館 駐車場で5日まで公開

 大町市平の扇沢総合案内センター内「トロバス記念館」で一般公開されている「関電トンネルトロリーバス」が、ゴールデンウイーク最終日の5日まで、同センター駐車場に移動して特別展示されている。普段は下げられているトロリーポールも上げた状態で見ることができる。
田植え始まり農繁期へ 大北各地 まず酒米中心に

 ゴールデンウイークを迎え、大北地域で本格的に田植え作業が始まっている。JA大北によると、現在は酒米を中心に作業が行われており、コシヒカリなどの食用米は連休明けごろから作業のピークを迎えるという。各地で田植え作業に勤しむ姿が見られる農繁期が始まった。
中山高原の菜の花見頃 大町 例年より早く春本番

 大町市美麻の中山高原で、菜の花が花盛りを迎えている。今シーズンは雪解けが早く、開花も2週間ほど早まったため、大型連休がちょうど見頃となった。シカなどによる食害で例年よりは花が少ないが、力強く咲く花は鮮やかな黄色いじゅうたんのように一面に広がり、訪れた人に春本番の気分を満喫させている。
端午節句 こいのぼり鮮やか 池田町マレットゴルフ連盟 河川敷コースに飾りつけ

 池田町マレットゴルフ連盟は4月25日、同連盟が管理する高瀬川河川敷のアルプス広場マレットゴルフ場に大小50匹を超えるこいのぼりを飾り付け、端午の節句を演出した。残雪の北アルプスを背景に泳ぐこいのぼりに中島睦会長は「少しでも明るい気持ちになってもらえれば。新型コロナの早期収束を」と願いを込めた。
池田町施設 コロナで休館 17日まで 感染患者急増催し中止も

 池田町は、町内での新型コロナウイルス感染患者の急増を受け、1日(一部は2日)から17日まで町施設を休館することを決めた。今後の感染状況によっては変更の可能性もあるとしている。
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