2021年5月5日(水)付

大町のお店の味¢ス彩に きょうまで テイクアウトフェア再び

 新型コロナで厳しい経営が強いられる市内飲食店の支援を目的とする大町市主催の「がんばろう大町テイクアウトフェア」が4日と5日、デリシア大町店前の特設会場で開かれている。初日は、市内22店から36品約800食が並んだ。午前10時半の販売開始前から50人を超える列ができるなど盛況だった。
 購入に訪れた人たちは、じっくりと商品を見ながら次々と買い物かごに入れていった。70代女性は「外食したくてもなかなかできる状況になかった中、こういったイベントはありがたい。何品か購入し、自分のお好みの味や店を見つけたい」と話した。
事業所の火災予防取り組み 白馬・小谷 防火管理者協が総会

 白馬村・小谷村の事業所などでつくる白馬小谷防火管理者協議会(下川信敏会長)は4月27日、第35回総会を白馬村保健福祉ふれあいセンターで開いた。コロナ禍での縮小開催とし、感謝状や功労者表彰を行い、新年度の事業を決めた。
 昨年度はコロナ禍で少年少女消防フェスティバルや視察研修会、消防学校自衛消防隊科入校などの事業が中止となった。新年度事業では、小中学生の防火ポスター募集や少年少女消防フェスなどの火災予防啓発宣伝や、各種講習会、視察研修などを掲げたが、コロナの感染状況次第で変更・中止もありうるとした。
動物や自然身近に感じて 大町山博きょうまで 特別展関連催し

 大町市の大町山岳博物館で開かれている同館収蔵コレクションの特別展「北アルプスに生きた動物の記録」の関連イベントが、ゴールデンウイーク期間中の1日から5日まで行われている。飼育する動物を身近に感じる「付属園まつり」や自然観察ツアーなどがあり、観光客や地元住民が訪れた。
 付属園で飼育する動物に関するクイズラリーや、カモシカとライチョウを折り紙でつくるワークショップ、同館友の会会員が説明するライチョウガイドなどがあり、親子連れを中心ににぎわった。イベントを通じて動物の生態や、傷ついた動物を救護する付属園の役割などを楽しみながら学んでいた。
三段飾りやこいのぼり彩る 池田町図書館 住民や職員提供 来館者歓迎

 池田町図書館の出入口に、端午の節句にちなんだ三段飾りやこいのぼりが飾られている。季節感を出し、伝統行事に親しんでもらおうと、住民や職員の協力で、館内がにぎやかに彩られた。
 三段飾りと五月人形は、住民の横山さと子さんが提供した。長男の初節句のお祝いにもらった昭和50年代のもので、長い間しまい込んでいた。厄よけや子どもの健やかな成長を願った端午の節句のいわれや、鎧兜や太刀、陣笠、柏餅、菖蒲などのそれぞれの飾りの由来を説明書きで紹介する。
スタンプ集め 塩の道歩き 小谷村観光連盟 抽選でグッズGET

 小谷村観光連盟は1日から、塩の道ウォークスタンプラリーを始めた。2年連続で中止となった塩の道祭りの代替事業として、抽選によるおもてなしにつなぎ塩の道を歩く魅力を深める。11月23日まで。
 塩の道祭りでおなじみの、史跡が多く残る「塩の道コース」。街道沿いにある小谷村郷土館、千国の庄資料館、牛方宿の3カ所の史料館に入館し、スタンプ台紙裏面にスタンプを集めて応募すると抽選でグッズが当たる。3館共通券(500円)を購入すると、先着3000人にオリジナル手ぬぐいをプレゼントする。
川下り楽しみ ごみ拾い 白馬 小中生ラフティングと環境美化

 白馬村の白馬EXアドベンチャーは1日、村内小中学生限定の姫川ラフティング体験会とリバークリーンを開いた。村内小学生23人が参加。姫川をラフトボードに乗って川辺ごみを拾い、川下りを楽しみながら自然環境を後世に残すために守る大切さを実感した。
 子どもたちは手分けして川辺のごみ拾いを行った。きれいに見える川辺でも、風で飛ばされてきたビニールや空き缶などが落ちているのを見つけた。ラフトボードで川へ繰り出し、ごみなどが落ちていないか探しながら川下りを体験。白馬ならではの自然との触れ合いを楽しんだ。
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