2021年6月30日(水)付

感染防止 玄関先で物資回 収大町岳陽高 市民に感謝 アジアフ運動

 大町市の大町岳陽高校で26日、同校が取り組む「アジア・アフリカ難民支援運動」(通称アジアフ)の、物資回収作業が行われた。新型コロナウイルスの感染防止のため、玄関先に出して置いてもらった物資を回収する形で実施。直接住民とふれあう機会は少なかったものの、市民の思いの詰まった物資が多数集まり、生徒たちは市民の協力に心から感謝していた。
小学生 外遊びで協力学ぶ 白馬EXアドベンチャー 自然満喫 SDGs意識

 白馬村の野外冒険施設・白馬EXアドベンチャーは26日、村内小学生を対象とした外遊びイベントを開いた。コロナ禍の子どもたちに外遊びの場を提供し、心身の健康づくりをめざす恒例行事で今回は40人が参加。アスレチック事業部で学習旅行担当の林岳人やまとさんを講師に、定番のアスレチックのほか、SDGs(持続可能な開発目標)について学ぶ新たなプログラムなどを体験し、野外活動を楽しみながら環境保全の意識を高めた。
気候変動の脅威 体験共有 小谷 大池さん講師に「学びの森」

 小谷村公民館の生涯学習講座「学びの森」が26日、白馬乗鞍交流センターちゃんめろで開かれた。村内在住のプロスキーヤーで環境問題に取り組む「POW」アンバサダーの大池拓磨さんが講演。雪山を愛するスキーヤーの体験から、地球規模で進行する気候変動の脅威を認識し、より良い未来をつくるために、今自分たちができることが何かを考え合った。
土いじり楽しみ交流 すずの音応援団と松川中園芸部 リンリンパークで花苗定植

 松川村すずの音ホールの施設運営をサポートする「すずの音応援団」のガーデンクラブは26日、松川中学校園芸部の生徒と一緒に、花苗の定植作業をリンリンパークの花壇で行った。3年生3人が訪れ、メンバーと交流しながら土いじりを楽しんだ。
食品寄付受け若者を支援 北ア地域振興局  コロナ禍に「フードドライブ

 」県北アルプス地域振興局は23日、大町市の県大町合同庁舎玄関ホールで「新型コロナ・子ども若者応援フードドライブ」を行った。家庭で余っている食品を持ち寄り、食べ物を必要とする子どもたちや大学生らに提供する取り組み。同局総務管理・環境課、県大町保健福祉事務所福祉課の協働で実施。食糧支援を通じ、廃棄による食品ロスの削減にもつなげた。
お話の魅力 長年発信 大町のサークル「やまぼうし」 文科大臣表彰を受賞

 大町市のボランティアサークル「おはなしの森やまぼうし」は、子どもの読書活動優秀実践団体として、文部科学大臣表彰を受賞した。お話会を通じて親子や高齢者など広く住民に読書の魅力を発信し続け、長年にわたる功績が認められた。市立大町図書館で26日、賞状の伝達式が開かれた。
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